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最弱ランクの異能使い〜Dランク異能でも最強な件〜  作者: アークマ
5章 アクロバート大監獄編

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アーネ撤退

「アマス、アリサ。ここは任せましたよ」

「わかりました」

「わかり、まし、た」


 アマスははっきりと答え、アリサ先輩はおぼろげながらに答える。先輩はまだ助けられるかもしれないな。


「アクツ」

「はい。もうドクターたちのもとにも僕のワープゲートはつないであります。すでにドクターは基地に移動済みです」

「わかったわ。それじゃ私達も向かいましょう」


 アーネがワープゲートに入ろうとするとゼムが


「いかせるわけないじゃん!」


 ゼムは異能で位置を変えようとしたのかだが次の瞬間ゼムはまた地面に這いつくばっていた。


「うぐっ!」

「三下風情がよぉ、大将の邪魔すんじゃねぇよ。あ?」


 ゼムの前に立ちゼムの頭をふんづくながら男は言う。あいつまで敵になっていやがったのか!


「コウテー・コテルド!」


 俺がコウテーの名を呼ぶと何度もゼムの顔面を踏みつけていたコウテーが


「あ?三下風情が気安く呼ぶんじゃねぇよ!ぶち殺すぞ!」

「コウテー。もういいわ。そいつは気絶してるし」


 ゼムは顔面を踏みつけられすぎて気絶していた。


「俺の異能コウテイは俺に平伏し俺の前では異能は使えなくなる。それが俺の異能。その安っぽい男の異能なんざ簡単に見やぶれんだよ。どうせ対象のやつを見ることが発動条件なんだろ?だからこうして顔を地面にめり込ませておけばよぉこいつの異能は使えねぇんだよ!」

「わざわざ解説しなくてもわかっているわ。ほら。さっさと行きましょう。そんなやつは放っておいて。ショウにオード。これからは楽しいことが起きるから楽しみましょうね」


 アーネはそれだけ言うとワープゲートに入っていき残りのアーネの仲間、アマスとアリサ先輩を残してワープゲートに入る。


「ショウ、なぜ、追わない、の」


 オードが俺に言うと俺は


「まともに戦えるのは俺とペロちゃん、アモウくらいだからな。仕方ないだろ」

「ふ、ふふ。すま、ないわね。足手まとい、で」


 オードはギリギリの状態で立ち上がったせいか俺にそれだけ言うとまた地面に倒れ気絶する。

 オードのやつも結構ギリギリここはどうするべきか。俺とペロちゃん、アモウで倒しきれんのか?


「ショウはん。わいはあの子を倒すからそこのやつは頼むわ」


 アモウはアリサ先輩を相手にすると言い、俺たちにアマスのことを頼む。


「あの子はなんとかしたるからそいつは2人でたおしぃ。もうその子は多分手をくれやさかいせめてあんたらの手で殺してな」


 アモウはそれだけ言うとアリサ先輩を連れて何処かに消えた。

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