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最弱ランクの異能使い〜Dランク異能でも最強な件〜  作者: アークマ
5章 アクロバート大監獄編

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乱戦

「まだ逃げられるわけでもないのによくほえる」


 俺はアーネに殴りかかるとアーネの前にオードが相手をしていたはずの黒髪の長い女、マウタが現れる。


「な!お前は!オードは!」


 俺が地下5階の入り口を見るとそこにはオードが倒れていた。


「ボスー!やっときたですか!」

「おー。おー。可愛いマウタ。いいしごとをしてくれたね。どれ頭をなでなでしてあげよう」


 アーネがマウタの頭をなでなでするとマウタは「えへへ」と喜んでいた。くそ。どうしたらいいんだ。うちの戦力はもはや絶望的。まともにやれんのは俺とゼムくらいじゃないか。ペロちゃんも今は気を失っているし。どうしたら


「ま、ちなさい。私は、まだ、戦える、わ」


 オードはふらふらになりながらも立ち上がる。


「まだ立つですか!いい加減うざいのです!」


 マウタはオードに襲いかかろうとするとアモウが放り込まれた牢屋からアモウを閉じ込めた女の首がマウタのもとに投げられマウタはそれを握ったかと思えば握りつぶす。


「よう。あんときのかりかえしたるわ。アーネ」


 アモウがかなり怒りながら近づいてくる。


「もうマウタ。仲間は殺しちゃダメって言ってるでしょ」

「え!今の仲間だったですか!でもこんな弱い奴に負けるくらいならボスの組織にはいらないのです!」

「そうね。それは言えてるかもしれないけどアールの異能は使えたのよ。ま、死んでしまったものは仕方ないか」


 アーネが言うとアモウがなぜかわからないがほえる。


「あんさん。死人でも生き返らせたんか?それともあの事件であいつを、わいの親友をさらったんか?そのワープの異能。わいの親友、アクツの異能やないか!」


 アモウがアーネに言うとアーネの背後にあるワープゲートのようなものから髪の毛が白髪ロングヘアーで身長がかなり高めのスーツ姿の男が現れる。その男を見てアモウは


「アクツ!」

「・・・よう。アモウ。元気にしてたか?」

「ああ!お前のおかげでなんとかな!今助けてやるからな」


 アモウが言うとアクツは自分の右側にワープゲートを繋げたかと思うとアモウの隣にワープゲートがつながりアモウはワープゲートから出てきた拳に殴られる。


「がは!」

「余計なお世話だ。僕はアーネ様に仕えたくて仕えている。僕の人生の邪魔はしないでもらおうか」

「てめぇ。本気で言ってるんか?親友」

「無論だ」


 アモウは空間のブロックを人が入るくらいの大きさでつくりそこにアクツを閉じ込めた。

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