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最弱ランクの異能使い〜Dランク異能でも最強な件〜  作者: アークマ
5章 アクロバート大監獄編

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ゼムの異能

「いい、加減に、しろ!」


 ゼムがアーネにいうがアーネは


「あははは!異能耐性のないあんたが何したって無駄よ!No.5のゼム・ゼクス!あんたの異能は異常な戦闘センス。ゴウのような重力のような物理的なものに対し対応はできるけど命令系の異能には抗えないどころかむしろ完全に受け身になるのよ。今みたいにね!」


 アーネはゼムを踏んづけながらいうがゼムは


「なんの、話を、している。俺の異能は、そんな、異能じゃ、ねぇよ」


 アーネは「は?」と驚くとアーネの背後に


「お前はバカだな。俺が大人しくお前に本当に異能について教えたと思っているのか?今そこの俺にかけられている異能はわかった。まさか命令系の異能使いも仲間にしていたとはな」

「な、なんであなたが後ろに!」


 ゼムは瞬時にアーネにきりかかったがアーネは即座に避けて鼻の部分に軽くきり傷をおう。


「あんた。よくも私の顔に傷を」

「ふん。やはりNo.というべきだな。この程度は避けられるか。しかし俺の異能がバレてしまったのはもっと最悪だな。完全に仕留めるタイミングを失ったよ」


 先ほどまでゼムがいた場所にはなぜかゴウがいてゴウに圧力がかけられていた。


「なるほどね。小賢しい異能ね。まさか位置替えとは」

「そう。俺の異能は対象との位置を変えること。本当の異能はこれさ!前にショウのやつには鋼の肉体とか言ったけどあれも嘘さ!俺の異能の対象の選び方は教えないけどね!」


 ゼムはさらにアーネに斬りかかるがアーネの前にアマスが立ち塞がり


「社長はやらせない」

「お前はそれしか言えないのかよ!」


 アマスに向けサーベルを向け斬りかかったがアマスの糸に防がれる。


「やるじゃないか」

「社長をまもれなければ意味はないからな。そして僕には異能空間をも超えた力がある」

「!!。まさか、アーネ!お前やってはいけないことを!」


 ゼムがアーネに向かって言うとアーネはニヤリと笑いながら


「それは彼が望んだ力。私が与えた力じゃないさ。異能は、真異能は異能空間の先にあるものだからね」

「わかっているのか!真異能は使うリスクが高すぎる!今すぐやめさせろ!」


 ゼムはアーネにいうがアーネは


「断る。それにもう1人も準備ができたみたいね」


 アーネが言うとアーネの近くの牢屋から先に先行したはずの先輩、アリサ先輩が俺たちに向けて剣を抜く。

 そんな、アリサ先輩まで敵に


「今日のところは挨拶と言ったところよ。これからは私達が真の暗黒企業。オードの私物ではなくこれからは私がこの世界を支配する。てはじめにこのアクロバート街を支配してあげる。この街には強者がよってくるからね。ふ、ふふふ!ははは!」


 アーネは高らかに笑いながら俺たちに言った。

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