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最弱ランクの異能使い〜Dランク異能でも最強な件〜  作者: アークマ
5章 アクロバート大監獄編

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マウタ 2

「へー。自ら片腕にするなんて潔いじゃん」

「勘違いしてるかもですがマウタは使いにくいからちぎっただけなのです。マウタ1人でお前は全員殺してやりたかったですが仕方ないのです。あのゴミどもはあいつに任せてマウタはお前を始末するのです!」

「ふ。いきるなよ。よわくみえるぞ。とっとと攻めてきなさい」


 マウタはオードに煽られると一気に距離を詰めて高速で引っ掻きかかる。オードはマウタの攻撃をものともせずに避ける。


「私を片腕だけで倒せると?舐めすぎよ!」


 オードはマウタの顔面を蹴り飛ばそうとするとマウタは蹴ろうとした足を掴み


「捕まえたのです!」

「片腕しかないのに片腕をで私を捕まえてどうする気!」


 オードは手でもう片方のマウタの腕に触れると


「はなしなさい!」

「あれ?なんでです?」


 マウタは大人しくオードの足を掴んでいた手をはなす。


「私の異能については話す気はないけどまぁあんたはたかがしれたわ」


 オードはもう一度マウタの片腕に触れると


「爆ぜろ」


 マウタの片腕を爆発させる。


「ぴぎゃあ!マウタの腕が爆発したのです!」

「ドMかよ。反応がさぁ。普通ならもっと痛がるだろうが。やっぱりあなたドクターに体いじられてんのね」

「ドクターに体をいじられてる?何を言っているですか。ドクターはそんなことしないです!」


 マウタは腕がないので足でオードに蹴りかかるがオードは両足ともに触れて「爆ぜろ」と言って両足を爆発させマウタをダルマ状態にする。


「こ、こんな!こんなバカなことがまだあってたまるかです」

「敗北を認めなさい。ま、普通のやつにしてはよく頑張った方だ。じゃあな」


 オードはマウタにとどもをさそうとするとマウタはオードに向けて笑う。


「く、くくく!くくく!ははは!あはは!こっけいなのです!本当に本当に残念なのです。ドクターがこいつは多少できるというから遊んであげたのにまさかもう勝ったつもりでいるですか?」


 マウタは両腕両足をいっきに生やすと不意をついてオードの片腕をひっかく。


「な!」

「ふっふー!驚いたですか!これがマウタの異能です!」

「再生の異能とはね。確かに驚いたわ。でもそれならそれで」


 オードは攻撃するかまえを変えて掴みかかるような体せいをとる


「とことん痛みを与えてあげる」

「は!やってみるといいのですよ!逆にボコボコにしてやるです!」

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