黒幕動く
「あいつが行動にでたいうことは多分学園長がやられたんやな。ドルトールちゃんの異能でなおしたはずなんやけどな。全くやられてもうたわ。おそらくわいのせいにされてるわ」
アモウはオードに言うとオードは「そうね」といい
「あいつはイカれているからきっとあなたのせいにしそうね。しかしもう動くだなんて。ゴーグには悪いことをしたわ」
「仕方ないやろ。それにゴーグのやつも覚悟していたと思うで。あんたの味方はわいとゴーグ、それにあの裏切った奴ら以外やし。もともとあいつはあんたに不満を抱いていた。わかりやすいくらいにな」
アモウはオードに言う。オードは少し黙った後に
「し、仕方あるまい。私はあいつの為だけにこの暗黒企業をつくったんだから」
「そうやってそないなことばっかするから理解者が少ないんやで」
「仕方ないわよ。この組織はあいつのために作ったものだし。それに」
「全く。お前の仲間の言う通りやなオード。お前は甘すぎだぞ」
オードの背後からゼムが現れる。
「ゼム。なんであんたがここに」
「愚問だな。ここにはアスカルト以外の奴らが揃ってきている。あの危険なやつもこのアクロバート大監獄にいるんだ。だからこそアーネのやつはここにいるんだ」
ゼムはオードに言うとオードは驚き
「あの戦いの後どこに行ったのかと思っていたがまさか捕まっていたのか?」
「バカなこと言うなよ。No.で災厄と呼ばれていた男が簡単に捕まると思うか?」
ゼムはオードに言うとオードは「ありえないわね」と答える。
「今の時代であいつをおさえきれるやつなんて私達No.意外だと・・・。そうね。強いて言うならアモウクラスの男じゃないと」
オードがアモウを見ながらいうとアモウは「なんや?」とオードに聞くがオードは首を横にふる。
「じゃゼム。あんたもあいつをとめにきたの?」
「そうに決まってる。せっかく昔よりはマシな世の中になったんだ。退屈な世界だからと言ってアーネに好き勝手されるのも困る。それに俺も今の暮らしには満足しているんだよ」
「そうね。私はショウが無事で生きているならなんでもいいわ。じゃ早く行きましょう。もちろんあんたも行くでしょ?ゼム」
「そうだな。今回はお前と一緒に行ってやる。そのほうが楽だしな」
こうしてゼムとオード、アモウとアモウ隊ゴーグの隊、暗黒企業の面々はアクロバート大監獄に入って行った。




