ヤバイ女
「イ、イタァァァァァイ」
「痛いじゃないよおじさん?おじさんはマコの友達でしょ?なんでよそものに浮気するの?ねぇ?ねぇねぇねぇ!」
マコは何度も俺たちの体を掴んでいる男の背中を何度も何度も刺し続ける。
やべぇ。こいつマジのヤバい女だ。
「ねぇねぇねぇ!」
「オ、ネガイ、シマス。モウ、コロシ」
「はぁ?殺すわけないじゃない!マコの友達ならマコの役に立ってよ!それで新しいマコの友達増やしてよ!おじさん達の頑張りでさ!」
「アァァアァァ。ヤ、メテェ」
掴みかかる社会人の人達の腕はパンパンに膨らみ血がでながらも俺とバサラ先輩を掴む。
「なんて女だ!こんな瀕死の人を使うだなんて。君は最低な女だな!」
バサラ先輩がマコに言うとマコは
「は?マコが最低な女?え?何言ってるの?え?理解できないなぁ。マコのやることは正しいことなんだよ?ボスはマコが正しいって言ってくれたよ?マコの思う通りにすればいいって言ってくれたよ?マコのやることは正義のためって言ってくれたよ?それを否定する人なんていらない」
マコは掴みかかる男と一緒にバサラ先輩を腹部を刺す。
「イ、タァ、イ」
「ごっ!」
「ねぇ?痛い?痛いでしょ?マコをバカにした罰だよ!」
「う、ぐぅ。マスラギ、君。この最低女は俺が倒す!」
バサラ先輩は異能で腕を4本にすると掴みかかっていた男を投げとばしマコに襲いかかる。
「キッモーイ。マコは追いかけるのは好きだけど追いかけられるのはすきじゃないのー。それに嫌いなやつは近づいてほしくないの。だからキモいやつは来ないで」
マコはバサラ先輩に言うとマコを殴る前にバサラ先輩は背後からまた地面に倒れていた社会人の男に刺される。
「ぐぅ!」
「あぁ。楽しいなぁ。みんなマコのために働いてくれて嬉しいな。やっぱり友達って大事だよね?マコのために尽くしてくれるんだからさ」
「友達、だと?おかしな、ことを、いう、もんだ。こんな、死人を、侮辱、するような、やり方が、友達、だと?」
バサラ先輩は血を吐きながらマコに言うとマコはブチギレながら
「マコの嫌いな男がよぉ!何マコに説教たれてんの!マコに怒っていいのはボスだけなんだよこのカス!」
マコはバサラ先輩に近づいて何度もバサラ先輩をけりとばす。バサラ先輩はマコの異能?に操られている男の刺し傷でうまく動けずにいた。
「うぐっ、あ」
「バサラ先輩!やっぱり俺も戦います!」
「来なくていい!マスラギ君!こいつは俺がぶちのめすから!」




