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最弱ランクの異能使い〜Dランク異能でも最強な件〜  作者: アークマ
4章 職場体験編

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ペーロスの秘密

「く、そがぁ!」


 キーラは一度炎をアクテルに放ち、アクテルと距離をおく。


「はぁ、はぁ」

「あなたも相当強いわよ。男。なんせ私の水の世界で炎の異能を出せるんだから。私の水の世界では炎は出す前に鎮火するわ。並大抵の炎ならね。でもまぁそんな体になれるまでのあなたは並大抵のやつじゃないわね」

「あたりめぇ、だ。俺様を、誰だと思っ、ていやがる。炎つかいのキーラ、様だぞ」


 息絶え絶えになりながらもキーラはアクテルにいうがアクテルはゆっくりキーラに近づき


「胸を貫かれて苦しいでしょ?今楽にしてあげるわ」

「そうはさせないよー。私の前で仲間を殺すことは絶対に許さないわ」


 ゆっくり近づくアクテルに対しペーロスは氷の弾丸を放ちまくる。


「この程度の氷私には効かないわ」

「・・・そう。なら少し、少しよ?本気を出してあげる。ただ絶対に後悔はしないでね。私のこの姿を見た人は命乞いするらしいけど私はもう、責任は持てないから」


 ペーロスがアクテルに言うとキーラは


「ペーロス。や、めろ。あれは、危険、だ。つかうんじゃ、ない」

「仕方ないでしょー。あんたをこのまま死なせるわけにはいかないし手っ取り早くすませるならあれにならないと」


 ペーロスがキーラに話している間にアクテルはペーロスに水の弾丸を数発うちこむ。


「私に勝てるみたいな話をしているけどあまりなめすぎないでちょうだい。私は武闘派ヤクザ、ヴラッド組のNo.2よ。簡単に倒せるもんなら倒してみなさいよ!」

「だから今から見せてあげる。私のもう一つの姿を」


 ペーロスは一度目を閉じ集中しだすとアクテルも大技をうつためか水を頭上に溜めていた。しかしペーロスが次に目を開けたときアクテルの前からペーロスは姿を消す。


「な!」

「遅いわ」


 ペーロスはアクテルの背後をとるとアクテルの右肩に触れ、瞬時に凍らせる。


「!!」


 アクテルは凍った部分を水の剣をつくって斬り落とし、きりおとした部分を水で無理矢理止血する。


「はぁはぁ」

「遅いわ。遅い遅い遅い!」


 ペーロスは次にアクテルの右足、左足、最後に左肩と触れアクテルは何もできずにダルマのような姿になってしまう。


「ば、ばけもの、か。動きがはやすぎてみえ、ない」

「あなたが遅すぎるのよ。ほんとのろまのろまのろまぁ!」


 ペーロスは倒れているアクテルの体に馬乗りになった後アクテルに触れ続けアクテルが死んでいるのにもかかわらずに何度も何度も凍らせまくっていた。

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