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最弱ランクの異能使い〜Dランク異能でも最強な件〜  作者: アークマ
4章 職場体験編

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ブラードの夢

「ナ、ナンヤテ!」

「お前の攻撃など俺にはは当たらん。お前の攻撃はとろすぎる」

「ハ、ハァ!ヨウイウタナ!ワイノコウゲキガアタランヤテ!」


 ブラードは怒りをむきだしにして俺に襲いかかるがもちろんそんなものは当たらない。


「キンキョリガダメナラナァ!チノヤリ!」


 血の槍をせいせいし俺に放つがその攻撃も俺にはあたらん。むしろ物理攻撃の方がまだマシだな。


「どうした?ほら。もっとうってこいよ。それとも何だ?もう血のストックがないのか?この異能空間には俺とブラード。お前しかいない。だからこそお前は俺にもう血で攻撃できねぇんだろ?その体を維持するのにも血がいるっぽいからなぁ!」


 俺がブラードに言うとブラードのやつは「グゥ!」とはぎしりしながら俺を睨む。俺の推測通りやつは今の形態、血があれば生き返ったりすることもできるが逆に血がなければ何もできない異能。自分の血はつかえるだろうがつかいすぎても貧血になったりしてダメになるんだろ。今の形態は血をなお使うだろうからもって後数分かな?


「ナ、ナメルナァ!ガクセイフゼイガァ!」


 さっきよりも素早くはなるがま、当たらんはな!

 俺は好きを見てやつの顔面をけりとばすとやつは俺の足を掴んで


「ツカマエタァ!」


 ブラードは俺のあしを鋭利な爪で引っ掻きにかかるが俺は掴んでいるブラードの腕ごとそのまま顔面を地面に叩きつける勢いで蹴りとばす。


「バ、カナ。コンナ、バカナコトガアッテ」

「お前のような小物に俺は負けんよ。掴んだところでまたけりとばしてやるよ。そろそろその形態を維持するのも無理だろ?戻ったらどうだ?」


 俺はブラードに言うとブラードは認めたくないような顔で俺を睨むがみるみると人間サイズの姿に戻っていく。


「く、そったれがぁ。わいが学生、なんぞに。わいはわいはヤクザで名をあげて、いつか暗黒企業をも超える究極の強さを持つ組を」

「お前の壮大な夢を笑うつもりはないが俺が相手になったことはもはや運の尽きだ。大人しくねていろ」


 俺ブラードの頭に拳を振りあげると


「まだや、わいは、まだ異能を、つかえ」

「諦めろ」


 俺は半分の力くらいでブラードの頭を殴り異能空間の地面に叩きつけてブラードを気絶させた。


「こっちは終わったぞ。ペロちゃん。キーラ。後はそっちをどうにかしてな」


 ブラードが気絶した後に俺は異能空間を解除し、ブラードの使った高速空間に戻った。

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