ショドウの異能
「俺の異能はな。はじめて戦った相手に必ず勝つという異能だ。だからこそお前如きじゃ俺にどうあがこうが勝てない」
「カナラズカツイノウ?ソンナイノウアルハズガナイ!」
ブラードはショドウ先輩の異能を否定しながら鋭利な爪で引っ掻きにかかるがブラードの攻撃はショドウ先輩には当たらない。
「無駄だ。貴様がゾンビや生き返る類の敵ではないなら俺に勝つことはできない。大人しく俺に殺されろ」
「バカナ!バカナバカナバカナ!コノワイガココデ!コンナトコロデオワルワケナインヤ!ワイハ、ワイハ!」
「最後までみっともないヤクザだ。大人しく死ねや」
ショドウ先輩はブラードの顔面をタコ殴りにしブラード先輩は意識を失う。
「おい。ショウ・マスラギ」
「何ですかショドウ先輩」
俺はショドウ先輩に聞くとショドウ先輩は
「もしもこいつが生き返ったりでもしたら後はてめぇに任せていいか?」
「え?こいつもう死んだんですか?」
あんな顔面をタコ殴りにしただけで?そんな簡単に死ぬわけ
「俺の異能はよう、初めての相手だと俺が倒すって思えば勝てる異能だし殺すと思えば殺せる異能だ。ただよう、それでそいつが一度でも死んだり、勝ったりしたらよう俺の異能は通じなくなるんだよ。それを見ていたやつにもな。だからこそ俺はもうてめぇに異能は使えねぇ。ほんとつよいんだか弱いんだかわからねぇ異能だぜ」
ショドウ先輩が俺に言うとショドウ先輩の背後にさっきタコ殴りにされて死んだはずのブラードが起き上がり
「イヤァーイマノハオドロイタ。マサカホントウニソンナワイニハツウヨウシナイイノウガアルナンテナ!」
「なん、だと」
ブラードはショドウ先輩を殴って遠くへとぶっとばす。
「な!お前!」
「サァ。ジュンビウンドウハデキタ。オマエハワイヲタノシマセテクレルノカナ?ショウ・マスラギ!」
ブラードは俺に向かって引っ掻きにかかる。ショドウ先輩が心配だがこいつを倒さないとどうやら通してもらえなさそうだ。ならば最初から全力とはいわないがこいつを使おうか。
「異能解放!」
俺は異能解放し敵の数値が見える異能空間に移動する。
「ホウ。コレガキサマノイノウカイホウカ。ナンヤスウジダラケデアタマイタナリソウヤ」
「そのまま頭を痛めて死んでくれたら楽なんだけどな」
俺が言うとブラードは俺にもうスピードで突っ込んでくるが俺はブラードの攻撃を避けた。




