表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最弱ランクの異能使い〜Dランク異能でも最強な件〜  作者: アークマ
4章 職場体験編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

295/600

乱入

「竜巻から放つ風の刃にこれを当てておいたんだよ。だから今君は痺れて動けないわけさ」


 くそ。流石の俺でも状態異常はきつい。しかもこの痺れ。相当あのナイフに痺れ薬か何か塗ってやがるな。


「卑怯とかいうなよ?ヤクザの世界じゃこのくらい当たり前だ。むしろ1対1でやってる分だけありがたく思いな」


 クレイダルはゆっくり俺に近づいてくる。俺はこんなとこで終わる男じゃねぇ。状態異常対策は全くしていないわけじゃない。だがもう少し時間がかかる。どうにかして時間をかせがないと。いや、俺の異能を使えばこの状況でも何とか


「異能解放!氷の世界!」


 俺が対策を考えている間にクレイダルの異能空間はくずれ、上書きされるようにペロちゃんの異能空間、氷の世界が発動していた。


「何だと!」

「あらあらあらー。あなたも油断したわねぇ。所詮人なんて勝利を確信すれば油断するものよー」


 ペロちゃんが俺の前に立っていう。ペロちゃんナイスタイミングだぜ!


「待たせたわねショウちゃん。安心して。私がいる限り目の前で死者は敵しか出さないから」


 ペロちゃんが俺に言った後クレイダルの足元は徐々に凍っていく。


「っ!」

「さぁさぁ!凍りなさい!」

「なめるなよ!この学生風情が!お前ら如きにこのヴラッド組クレイダル・ダルがやられると思うな!」


 クレイダルは凍った自分の足を砕いて凍るのをとめようとしたが砕いた瞬間また砕かれた足もとから凍っていく。


「な、なんだと!」

「無駄よー。私の異能空間で敵と認識された時点であなたは詰んだわ。それに私より異能空間がよわいのだからあなたの異能空間が消えたわけだしー。お疲れー」


 ペロちゃんは手を振りながらクレイダルにいうとクレイダルは


「なめるな!異能空間がなくなってて異能が使えないわけじゃない!異能空間はつかうものがいなくなれば消滅する!だから先に殺してしまえばいいのだ!」


 下半身がもうほぼ凍ったクレイダルは最後の抵抗で自身の異能、風をフルにつかい大きな風の球をつくる。


「くらえ!風刃玉!」


 クレイダルの放つ風の玉がゆっくりペロちゃんに近づいていく。


「そんな風の玉、凍らせてあげるわ」


 ペロちゃんはクレイダルの風の玉を凍らせようとしたが風の玉は凍ったかと思うと凍りは一瞬で斬り裂かれ風の玉はゆっくりペロちゃんを狙い近づいた。


「はっはは!そんな氷如きで僕の風刃玉がとまるわけないじゃないか!さぁ僕が先に氷漬けになるかお前が僕の風刃玉にきりきざまれるか!どちらが先か勝負といこうじゃないか!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ