うごめく悪意
「今回の作戦ですが私はとある人から情報を得て暗黒企業がこの刑務所に近々攻めてくることがわかりました。奴らの狙いは死刑囚達です。死刑囚達がアクロバート街に放たれれば街は混乱におちいります。それに暗黒企業に死刑囚達がくわわれば放っておけない組織になる」
アリサ先輩は今回の作戦についての説明を始める。死刑囚達を監獄から出すことが目的か。それは阻止しなければやばいな。確実に街が崩壊する。
「特に監獄から出してはいけない人物を説明します。まず1人目はタシロ・ダイゴウ。見た目は中年で35歳の身長は160センチくらいの男。特徴としては両目に傷が鋭利な爪で引っ掻かれたような跡があります」
アリサ先輩が言うと大広間の壁に映像が映り出してそこにアリサ先輩が説明した男の名前、特徴が映像に映る。
「こいつの異能は貫通。全ての攻撃を貫通させる異能。触れただけで心臓など体に簡単に穴を開けることができる。こいつは過去に30人は殺してる犯罪者だ。大監獄にはこんな奴らが沢山います。皆様方、くれぐれも油断しないように」
アリサ先輩が言うと大広間にいた人達はアリサ先輩の話を真面目に聞き、アリサ先輩の犯罪者要注意人物の説明が続いた。
ショウ達がアリサの説明を聞いている間大監獄には既に暗黒企業のてのものが近づいていた。
「ここが大監獄、ねぇ」
刑務所の地下にある大監獄についた瞬間に警察の服を着た人が暗黒企業のてのものに近づく。
「あなたが我がマスターアーネ様の言っていた方ですか？」
「そうだ。俺はゴウ・バウアーという。君は？」
ゴウは警察の服を着た人に尋ねると
「私はアール・マスル。アーネ様に雇われたものです。では行きましょう」
アールと名乗った女はゴウと共に大監獄の入り口に向かうと大監獄の入り口にいたもう1人の警察の男が
「あれ？アール。休憩に行ったばか・・・。アール。そいつは誰だ？」
「ごめんなさい。先輩。あなたは運が悪いと思って死んでください」
アールは笑顔で警察の男に言うと警察の男は銃を向けてゴウに撃つ。
「ふん。普通は異能を使うだろうがバカめ」
ゴウは警察の男を異能、重力で潰して殺す。
「おー。流石はアーネ様が向かわせてくれた人ですね。これからのアーネ様の計画にはあなたのような強者が必要ですからね」
「今貴様、俺のことを試したろ。全くぬけめのない奴だ」
ゴウはアールに言うとアールは「ふふ」と笑い頷いた。
