動きだす悪意
「情報を与えるだけではありません。もし暗黒企業にかかわることを行う場合私を参加させることが条件です」
アリサはエースにいうとエースは「ふっ」と笑い
「それくらいいいですわ。それであなたの気がすむならね。それじゃ私についてきなさい」
エースはアリサについていき職員室から出たあと、人が少ない場所に連れて行かれ
「こんなとこまで連れてきてなんですか?」
「あそこだと教職員がいますし騒ぎになるかもしれませんからひとけのない場所を選んだだけよ。それで早速暗黒企業の情報ですけど」
エースはアリサに言うとアリサは一度頷いたあと
「アリサ・アリッサ。君はアクロバート大監獄を知っているかな?」
「アクロバート大監獄?そんな場所知りませんね。まさか私に嘘の情報でも?」
「そんなわけないですよ。情報元は教えられませんがこれは確実な情報です。近日、アクロバート大監獄に暗黒企業と暗黒企業の雇った武闘はヤクザに半グレが大監獄を襲撃するらしいわ」
エースがアリサに言うとアリサは
「その情報が本当だとしてアクロバート大監獄はどこにあるの?」
「アクロバート刑務所からいけるわ。これ以上は教えられないけど」
エースが暗黒企業の情報をアリサに言ったあとアリサは
「充分よ。後はこちらでどうにかする。ありがとう。エース理事長」
アリサはそのままエースの前から去り、アリサが去って数分後エースの近くにワープゲートのようなものが現れそこから男が現れる。
「全く。あなたという人は考えが読めないな。アカネ・カザマツ」
「ふん。みだりに私の名前を言うんじゃない。ボルゴレア」
エースと呼ばれていた女に対し、ワープゲートから現れた男、ボルゴレアはエース、もといアカネに言う。
「この前の襲撃の際、暗黒企業の奴らは目障りになってきたからね。そろそろ潰しておこうかなと」
「そうか。俺はお前に助けられた身だからあまりお前のやることにくちだしはできないがよ。とうとう動くんだな」
ボルゴレアはアカネに言うとアカネは不敵に笑いながら
「ええ。動くわ。暗黒企業のせいにはするけど攻めるのは私達。そして今回の目的は大監獄の罪人を私の部下にすること。私だけの組織。エンドレスにね」
アカネは笑いながらボルゴレアに語る。
「アカネ。俺を含めお前に助けられた奴らはお前の指示に従う。一度死んだような身だ。だからこそお前のやることについていく」
ボルゴレアはアカネに言うとアカネは
「ええ。存分に働いてもらうわ」




