無限の腕
「いいねぇ!これだけ近距離で俺様の銃を避けるなんて。あんた最高だ!」
「これくらい避けることは造作もないさ」
俺はララージに言うとララージはニヤリと笑い
「これならどうだい!」
ララージは地面を足でドンっ!と勢いよくどつくが何も起きない。
「この俺を前にしてそんな真似ができるなんてな。感心するよ逆に」
「俺様がそんなぬるいことするわけねぇだろ。やるなら徹底的にさ」
俺はララージに近づこうとするとなぜかわからんが何かにつまずいた?感じでこけてしまう。
なんだ?足場には何もなかったはずって
「な、なんじゃこりゃ!地面から手が!」
俺は思わず驚いていると逆にララージの接近を許してしまい
「おらぁ。顔面蹴ってやんよ!」
「ぐっ!」
俺が倒れている状態から起きあがろうと顔を上げた瞬間にララージに蹴られてしまう。
いってぇ。顔面をこんな感じに蹴られるなんていつぶりだろうか。
「やるじゃねぇか」
「へー。俺様の蹴りをくらって気絶しないとはお前。かなりできるやつだな。やっぱりシベリア組にこねぇか?お前ほどの男なら直ぐに幹部にしてもらえるはずさ」
「断る。俺は将来まともな会社に就職したいんでな。お前らのとこはあんたいしなさそうだし嫌だね」
俺はまたララージの誘いを断ると
「まだ断るか。もはや勝負はついたも同然。お前が断る理由はもはやないというのに。お前が断る理由は生きていたらの話だ。今の状況でお前が生き残れる確率はゼロに近いと言っていい。お前がシベリア組に来るというだけで生き残れるのにそれをわざわざぼうに振るとは。ならばここで死ねぃ!」
倒れている俺に対し地面から何かが生えてくる。俺は片腕掴まれているものを見るとそれは腕だった。
「これはやつの異能か。じゃあまさかさっきも」
「その通り。俺様の異能、無限の腕はどこからでも自在に何本もの腕を生やせるのさ。さっきお前がこけたのも俺様の異能による足を掴んだ攻撃だ。ま、攻撃する前にお前にぶつかってお前がこけたようだがな」
くっ。スピードを出し過ぎたせいで生えたてに勢いよく当たってこけちまったのか。
「それじゃ大剣でやつの体のどこを刺そうかなぁ」
ララージは無限の腕で地面に固定した俺に対し近くでスキップをふみながらどこに刺すか考えていた。
このままじゃやられるなぁ。タイミングを見計らってこの拘束している手をちぎるか。




