新たな敵
「言ってくれるねぇ。2人なら勝てるか。確かにお前ら2人はさっきのやつよりはだいぶマシみたいだがな。私には勝てんよ!」
ミールニは俺に突っ込んでくる。こいつのステータスは
ミールニ・ルニ
体力 300
攻撃力 120
防御力 120
素早さ 80
筋力 150
異能力 100
こいつはなかなか、ステータスで言えばかなりのもんだ。やっぱり学生じゃない社会にいる奴らはかなりのステータスなんだな。しかし今のマルなら勝てるな。マルのステータスは前回と比べて
マル・マスル
体力 100
攻撃力 70
防御力 65
素早さ 100
筋力 55
異能力 150
異能力以外は負けてはいるがだが素早さもある。それに自分で言うのも何だがあくまでステータスは数値、数値以上の素早さをひきだすことも出来る。マルはそれがうまいからな。
「遅い」
マルは背後からミールニに近づきミールニの衣服に触れて異能をつかい爆発させる。
「ぐっ!」
「まだまだ。私の実力なめないで」
マルはミールニを爆風で吹き飛ばした後ミールニをついげきし、馬乗りになって何度もミールニの服に触れては爆発させる。
「う、ぐ、お、あ」
「遅い!弱い!私の実戦デビューにしては弱すぎる」
「は、ね、姉ちゃん。好き、勝手、言って、くれん、じゃねぇ、か。しか、し、まだ、こんな強い奴が、用心棒、会社に、いたとは、な」
マルは最後にミールニの腹部中心を思いっきり爆発させてミールニを気絶させる。ミールニが気絶した瞬間拘束空間は閉じ、俺とマルだけが拘束空間から転移し、クルウル、ミールニは拘束空間に閉じ込められる。
クルウルのやつは死んでしまったからなぁ。しかしあんな奴がテルベルのエースとは。これからあの会社はどうなるんだろうか。そのことはテルベルの社長に聞くことにするか。
俺とマルはミールニを拘束してある拘束空間のキューブを拾うとテルベル社に向かった。
テルベル社についた頃にはもう夜になっており俺とマルがテルベル社に入ると
「社長、今帰りましたよ」
「おやおや。遅いおかえりでしたね。まぁいいや」
テルベル社の中はあれに荒れており、荒れている中の中央のソファ的なものに仮面をつけた謎の男が座っていた。
「お前。何者だ!テルベル社の社長は?それに他にいた奴らは?」
「んー。他の奴ら?それは誰かは知らないけど社長さんならここだよ」
仮面の男は手のひらから小さな丸い球をつまみながら言った。




