ミールニの異能
「へ、へへ。どうだい。俺はお前には実力じゃ負けてるかもしれねぇ。だがどれだけ惨めでも結果的に勝てればいいんだ。それにお前はもう俺の異能にかかっている。お前の攻撃はもう俺には当たらない」
クルウルはミールニに言うとミールニは
「面白い。そう言われたらどうしても当てたくなるではないか!」
ミールニはクルウルに何度も剣で心臓を狙いにかかるがミールニの攻撃は全てクルウルから外れてしまう。クルウルの異能は見ている感じどうやら精神操作系だな。
「はぁはぁ。全く。俺の異能は使うのに条件的なもんが必要だから面倒で仕方ない。いくら拘束空間の傷は酷すぎなければ治るとはいえこれほどの痛みは流石にくるだろうな」
「ふん。もう勝った気でいるのか?」
ミールニはクルウルに対し言うとクルウルは笑いながら
「はん。攻撃も当てられないのに勝ちを確信して何が悪い?お前じゃ俺には勝てない。悪人である限りな!」
「善人か悪人かなど関係ない。ようは実力さ。それに気が変わった。お前には私の異能を使ってやろう」
ミールニはクルウルに言うとクルウルは
「今更異能を使ったところでお前は俺には勝てないよ」
クルウルはミールニに斬りかかるとミールニは攻撃を避けた後にクルウルの口に手を当て何かを放り込む。
「かっ!お前!俺に何を飲ませ」
「お前が死ぬ前にお前の異能を当ててやろう。お前は自らが少し攻撃を受ける代わりに攻撃をしてきたやつからの物理攻撃をそらさせる異能だな?物理だけでなく異能攻撃も」
ミールニはクルウルに言うとクルウルは
「正解だがだからどうした?お前はもう俺の異能の手の中にある。勝ち目はないから諦めろ」
「それは逆も然りだなぁ。それにお前はもう死ぬから」
クルウルは「は?」と言うとミールニは指をパチンと鳴らす。するとクルウルの身体は急に腹部から膨らみ始めクルウルの上半身がなくなったと思うとクルウルの内部から人間サイズくらいのドラム缶が出てきた。
「これが私の異能だ。て、もう死んだか。さて君らはどうする?私と戦うか?それとも私を見逃すか。選ばせてあげよう。久々に異能を使って人を殺せたものだから気分がよくてな」
俺はマルに相談するとマルは
「ショウ。あの人は倒した方がいい。異能がやばすぎる」
「そうだな。あの異能はやばい。ではやつを倒そう。俺とマルなら簡単なはずだ」
俺はマルに言うとマルは首を縦にふり頷いた。




