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最弱ランクの異能使い〜Dランク異能でも最強な件〜  作者: アークマ
3.5章 エンドレアス学園奇襲編

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バウアー組被害状況

 そしてまた別のとあるところでは


「エンドレアス学園の奴ら。俺の可愛い兄妹達をやりやがって」


 タグラザキ山から逃げたゴウ・バウアーはアクロバート街にある廃墟ビルを根城に弟ストース達にいう。


「すまないゴウ兄。僕が弱いばかりに迷惑をかけて」

「ふ。ストース。おまえはそんなに弱くはないさ。タグラザキ山にいたあのペーロスって氷の異能を使う女とショウ・マスラギは規格外だ。俺には敵わんだろうがお前の手にはあまる。だから仕方ないのさ。今回の撤退は」


 タグラザキ山でショウ達と戦い逃亡したゴウ、ストース、ベール、そして


「兄貴。ベールの様子はどうだ?」


 ゴウのもとに近づいた男は言う。


「おう。問題ない。まだ目が覚めないくらいだ。お前が早く助けれたからだな。マイルズ」


 ゴウは男の名前を呼び男は頷く。


「当たり前だ。でもシンクの兄貴がやられちまうだなんて。ディブの野郎は今回のことで死んだことにするって兄貴達が言っていたからまだ受け入れられはするが」

「そうだな。ディブのやつはどれだけ言ってもわからず俺たちバウアー組を貶めるような行動しかしなかった。だからこそ今回の依頼で奴だけは死んだとするつもりだったがシンクが死んだことは辛いな」


 ゴウ達はシンクの死を悲しんでいるとゴウ達の根城にしている廃墟ビル、ゴウ達の前にフードを被った女が現れた。


「・・・また貴様か」

「ご無沙汰ね。タグラザキ山の依頼はどうだったかしら?」

「どうもこうも可愛い弟が1人いっちまって妹も今は寝込んでいる」

「それは悲しいことですね。依頼を頼みにきたのですが今回は無理そうですね」


 女はひきかえそうとするとゴウは女をとめ


「待て。依頼ならうける。ただし今回は俺1人でだ。それでも大丈夫な依頼ならうける」

「ええ。全然大丈夫ですよ。あなたの実力ならことは簡単に進めますよ。こちらの指定した日にここを攻めてほしいのです」


 ゴウは女からどこを攻めるのかを聞いた後「わかった」と首を縦にふる。


「では詳細はまた後で連絡するわ」

「待ってくれ。あんたは俺たちを利用するんだ。名前くらいは教えてくれよ。でないとなんて呼べばいいかわからないじゃないか」


 ゴウは女に言うと女は「そうねぇ」と言った後


「アーネと呼んでちょうだい」

「わかった。それじゃアーネさん。依頼の日はよろしく頼むな」


 ゴウはアーネと名乗った女に言うとアーネはゴウ達の根城から去っていった。

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