襲撃者の名は
「みんな出ていったぞ。それで俺に話とは?」
俺が学園長に近づいて言うと学園長が
「ふ、ふふ。学園を、襲撃した、やつは、アモウ、じゃ」
アモウって前に襲撃しにきたクルガ組の頭を潰したやつか?
「それで。襲撃者を俺にだけ教えてどういうつもりだ?皆に話せばいいじゃないですか」
「他の、ものに喋れば、ただの報復、になる。暗黒、企業への、な。わしは、報復は、してもいいと思うが、アモウのことは、恨まないで、欲しいんじゃ」
恨む?あー。学園長を殺したからか?アモウって奴がか?
「わしは、自分で、異能をつかって、こんな、無様を、晒している。アモウは、関係ない。逆にアモウには、何か、目的が、あるようだった。だから、わしに変わって、やつに協力、してやって、ほしい」
俺がアモウに協力?なんでそんなことを?
「なぜ俺にそんなことを言うんですか?」
「ふ、ふふ。わしも、わからん。ただ、わしが、生きて、おれば、そう、す、ごふっ!」
学園長は急に血を吐いた後に俺の方を見て
「思い、だした、黒幕、は、やはり、くそ、わしは、こんな、ぶざ、まに」
学園長はそこまで言うとそのまま生き絶えた。最後に思い出したとか言っていたが一体何を思い出したんだろうか?
俺は学園長の最後を看取った後アマスに後のことを任せてモルク達と生徒会室に向かった。
生徒会室にショウ達が向かった後アマスは学園長の遺体を見て
「僕は、なんで僕の異能で学園長の体に糸を通して心臓を潰すなんて行為を、なんで僕はそんなことをしようと?なんでなんでなんで」
アマスは頭を抱えながら項垂れていると
「所詮は学園長なんて飾り。確かに奴の異能は使えたがいずれはやつも真実に辿り着くと思っていた。まぁ死ぬ間際にそれを思い出したようだが」
学園長室の前でアマスに対してアマスの前に現れた人は言う。
「あなたは確か3年生の」
「あー。名前は言わなくていい。今から君の記憶をかいざんするから。君は学園長を殺してないのと、なんで学園長室にきたかの理由をかいざんするからね」
「そ、それはどういう」
アマスの前に現れた人はアマスの頭を触り、アマスの記憶をかいざんした。
数十分かけて生徒会室に着くと生徒会室の前でペロちゃんが待っていた。
「遅かったね。ショウちゃん。学園長は大丈夫そうだった?」
「学園長なら死んだよ。さっき俺が看取った」
俺はペロちゃんにいうとペロちゃんは地面にうなだれ学園長の死を悲しんでいた。




