悲惨なエンドレアス学園
主人公視点に戻ります!
俺たちはストース・バウアーが言うことに対し危機感を感じて急いで学園に戻るためにタグラザキ山から下山し、バスのある駐車場に向かったがタイヤに穴を開けられており数時間浪費してなんとかタイヤを1年生違うクラスだから名前は知らないがその生徒の異能でなおして急いで学園に向かう。
「そう言えば下山する際にテーテロを見かけなかったんですがよかったんですか?」
俺はバスの中で先生に聞くと先生は
「こんなことをあまり言いたくはないがテーテロもかなりの問題児だった。やつのせいで心に傷を負ったものもいればいまだに目を覚まさない生徒もいる。マスラギ。お前と同じチームメイトのマルと同じ班だったカイゼルはいまだに目を覚まさないらしい。かなりの重症だ。今回のことは先生が責任をもって私の判断でテーテロを見捨てたと学園長に報告する。だからマスラギが気にすることではない」
先生は俺に言うと俺は「わかりました」と頷いて席に戻る。確かにテーテロの異能は卑劣だった。俺の班のクライスも操られていたわけだからな。
「クライス。もうおまえは大丈夫なのか?」
俺は同じ班でバスの中で近くに座っていたクライスに声をかけたがクライスは
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
・・・バスに乗ってからずっとこんな状態だ。やはり無理矢理操られていたんだなこいつも。ならテーテロのやつの罰は自業自得みたいなもんだ。
俺はテーテロのことを話し終えた後大人しく席に座って学園についてから何にでも対応できるように集中し、数時間後、もう夕方を超え夜の真っ暗な時間帯に学園に到着する。学園に到着し、バスから降りると俺はその光景に驚き、他の生徒は泣きわめいたり、学園の悲惨な光景を見て嘔吐する生徒もいた。
エンドレアス学園の入り口前までが大量に血まみれになっていたからである。一体エンドレアス学園で何が・・・
「ショウちゃん!」
別のバスに乗っていたペロちゃんが俺を呼び、ペロちゃんに続いてマル、モルク、キリさん、そして同じバスに乗っていたアンさんが俺に近づいてくる。
「これは結構やばい状態ね」
ペロちゃんはいつになく真剣な表情でいうと俺は
「確かにこれはやばいな。一体学園で何が起きて。アリサ会長は?」
俺がペロちゃんに聞くとペロちゃんは
「さぁ?私ショウちゃん達と遠足に行ってたし。でもあの先輩がいてこの状態は相当やばいわね。一体誰が攻めてきたのやら」
ペロちゃんは頭を抱えながらいい、俺も襲撃者が誰かを考えていた。




