アモウの目的
「ここ、から早く、出ていきなさい。でないと私、が」
「そんな息絶え絶えになりながら無理して喋らんでええよ。あんさんには聞きたいことがあります。あんさん。アーネってやつかアカネってやつ知りません?」
アモウはアリサに聞くとアリサは無理して笑いながら
「あなたに、話すわけ、ないでし、ょ」
「話せるいうことは知ってることかいな?」
「さぁ、ね。それも、答える、ぎりは、ないわ」
「そか。なら自分で探すさかいあんさんは寝とき」
アモウがアリサに言うとアリサは自分の前からさろうとするアモウに異能で小さなバラの花を作って尖っている部分をとばす。
「無駄や。わいの異能はSランク。それにこないなものききはしません」
アモウはアリサの異能を無効化するとアリサは異能解放でもう体が限界だったのかその場に倒れ込む。アモウはアリサを放置し学園内を歩いて数分、アモウはすれちがう学園の生徒に話を聞こうとするとアモウは異能で空間を繋ぐ。
「およ。誰やでてこようとするんわ。わいの異能空間からは自由に出られるとは言ったけど急に出てきたなぁ。まさか知り合いでもやったんか」
空間から出てきた男はアモウに頷くとアモウは
「そないなら一緒に歩いとこか。そしたら敵意向けてくるし。その方があんさんもやりやすいやろ?」
アモウは空間から出てきた男に言うと男は首を縦に振って頷く。
アモウと男は一緒に歩いているとアモウとすれ違った生徒が
「あんた!誰だい!見慣れない奴だね!」
「今更気づいたの?普通すれ違う前に気づかへん?あ、身長小さすぎてわいも同じ学生に見えたとか?」
アモウが絡んできた体の小さな女の子、アザーに言う。
「あなたが侵入者ね。あたしはアザー。あなたを捕縛するわ!」
「あんさんがわいを捕縛?はっはっは。冗談やめてーな。それにわいよりこいつの方があんたに興味あるらしいからな。そいじゃわいは退散するからあとは若いお二人でどうぞ」
アモウがアザーから逃げようとするとアザーはアモウを追いかけようとするがアザーの前に何故かさっき反対方向にいた仮面をしたアモウと共にいた男が立っていた。
「な、何!?」
「今、アザーが、アモウを追うことを、なかった、ことに、した。アザー。君の、相手は、僕」
「・・・その声、それにその自信のなさの喋り方、あんた、まさか」
アザーが仮面男の声を聞いて驚いていると仮面男は仮面をはずしアザーの前に素顔をさらした。




