セインの異能
「この!なめんなや!」
1年生の男はスピードをあげてセインに攻撃する。
「ひゅう!それだけはやく攻撃できてテーテロとかいうやつにおもうようにされてだなんて可哀想なやつだなお前」
「人をイラつかせるのがうまい先輩だ。そろそろ寝とけ!」
1年生の男の攻撃がセインの顔面に当たりそうになるとセインは
「よっこいしょ」
「あぶ?おぶっ!ぐっ!」
セインは異能か何かで1年生男の顔に水の塊で包む。
「あれがセインの異能よショウちゃん。セインの異能はCランク。でも、ああやって顔に決めたりするとほとんどの確率で勝てるの!人間呼吸ができないと辛いからねー」
確かにあの異能は俺もやられたら流石に攻略できるかの自信はないな。ペロちゃんの異能より厄介だ。
1年生男がセインの異能でもがき苦しんでいるとセインの隣にいたキーラは
「そこまでにしておけ。全く。やりすぎだ」
「やりすぎ?なんで?経験をつませるのも私達の務めでしょ?」
「それにしたってやりすぎなんだよ。セインは毎回毎回。お前の異能は毎回決まったら勝ち確なんだから決めた時点で数秒反省させたらやめておけ。ヘタをすると死ぬぞ」
キーラがセインの水玉を蒸発させセインの異能を無効化させる。
「流石はキーラね。手際がいい!そこに痺れる憧れるぅ」
ペロちゃんは冗談をいいながらキーラに言うとキーラは
「はぁ。ペーロス。お前実力はあるんだからそんな変な俺様にかけらも思ってない冗談いうのはやめろ。それより1年生は見つかったのか?」
「見つかったよー。ほら。2人が連れてきてるから。セインー。ちょりーっす」
ペロちゃんはセインにいうとセインは
「うぇーい!うぇーい!ちょりちょりペロちゃん!」
な、なんだこのノリは。セイン先輩ってこんなやつなのか?
俺はキーラに近づいてモルクを下ろすとキーラは「はぁ」とため息をつきながら
「なんでこう、俺様の周りにいる強い異能を持つ奴らは性格が狂ってるんだ。頭が痛いよ」
「な、なんかキーラは苦労してるんだな」
「今回に関しては苦労してるな。この2人と戦うのはいいが協力して何かをするというのはもうこんりんざいごめんこうむる」
キーラはセインの異能をくらって気を失った1年生の男を介抱しながらいう。
マルもどこかにキリさんをおろしてくると
「ショウ。大事なこと先生に言わなくていいのか?」
そうだ。こんな見ている場合じゃない。はやく先生に学園で起こる最悪にたいし相談せねば




