ゴウ・バウアー
「こ、こんなことが、ぼ、僕の僕の戒めの空間が学生如きに!」
「ふん。つまらない男。学生とかそんなこと気にしないでなりふり構わずかかってくればいいのにー。私達の学園にはもう学生レベルじゃない奴らがおおいんだからさ」
「くっ!この!なめ」
ストースが俺たちに突っかかる前にストースの背後に見知らぬ男が現れる。
「ストース。今回はひくぞ。こいつらはお前のてにはおけん」
「ゴ、ゴウ兄!」
こいつがさっきストースが言っていたゴウ兄とやらかストースより強そうには見えるが俺とペロちゃんには敵わないだろうな。見た感じ。
「すまないな。今回は見逃してもらおうか。うちは大事な家族が1人やられているんでな」
「えー。ただで逃すわけないじゃないー。私とショウ君の邪魔したんだからさー。おなわにつきなさいよー」
いや俺とペロちゃんの邪魔より遠足の行事がダメになったことの方がダメだろ。
「こおりなさいー」
ペロちゃんは氷の異能をゴウと呼ばれた男に放つとゴウと呼ばれた男は不敵に笑いながら
「氷の異能ね。これでストースを圧倒するとはなかなかだな。だが俺には通じねぇ」
ゴウと呼ばれる男の前でペロちゃんの放った氷は急に地面に落ちる。
「あれ?」
「ふむ。自分の攻撃が通じなかったのが認められないのかな?ならば何度でも攻撃するがいい。無駄に終わるからな」
「へー。面白いこというじゃん。なら少し本気を出してあげようかな」
ペロちゃんは珍しく両手を前に出すと
「氷の巨大弾!」
ゴウに対し特大の氷の塊をとばす。ゴウはこの塊も
「お前らはなにか勘違いをしているようだから教えてやる。俺は家族がやられて悲しいだけ。お前らが強いとかそんな理由で逃げるわけじゃねぇ。俺がほとんど山に配置されていたエンドレアス学園が雇った用心棒どもを全て殺したんだからな。そこのストースはせいぜい5人くらいさ」
ゴウは巨大な氷の塊を素手で砕く。
「へー。そうなんだ。でも私とショウちゃんをそこらへんのやつと同じように舐めないことね!」
ペロちゃんは砕けた氷の破片の切っ先を全てゴウに向ける。
「ほう。なかなかやるではないか。まんざらこいつがやられた理由も納得できる。だがな」
ゴウは足で地面を蹴ると氷の破片は全て地面に激突するようにおちる。
「な!」
ペロちゃんは珍しく驚く。こいつ!今まで出会った敵でかなりの強敵だ。




