シャーの異能
「うるさいな。わざわざ出向いってやったのにそのいい方はひどすぎだろ。ふんっ!」
シャーのやつは自分の酷い言われように対して怒る。まぁあのいい方なら誰でも怒るだろうな。
「そんな怒らなくてもいいでしょ。誰のおかげで生活できてると思ってるんだか」
「誰のおかげ?逆に姉貴こそ誰のおかげで家でうまいこと生活できてると思ってるの?俺みたいな部屋を綺麗にしたり洗濯物干したりの在宅ワーカーがいるからだろ?」
この2人めんどくさいなぁ。意外と。マキ先生割としっかりしてそうな割にはだらしないんだな。色々と。
「愚弟。私の私生活言わないでよぉ。くわせてあげないわよ?」
「別にいいよ。それだと姉貴が困るくらいだからさ」
「へー。そんなこと言うんだ。別に私、愚弟を家から追いだしてメイドさん雇おうかなーとか考えてるんだけどなー」
マキ先生とシャーは口論をはじめるととまらない気がしたので俺は早急に口論の間にわってはいり
「兄弟喧嘩は今はしないではやくリノを治すならリノを治してくれ。シャー」
「あ?お前目上の人に対しての口のききかたがなってねぇな?教育してやろうかごらぁ」
シャーは俺に絡むとマキ先生は
「シャー。子供相手にやめなさい。器が小さいのがバレるわよ」
さっきの口論で器が小さいとかそんなのもはや手遅れな気もするがな。
「姉貴は黙ってろよ。これぐらいの歳のやつは今の時期に教育しとかないと」
「うるさいはやくしないと氷漬けにするわよ。異能しか使えないクズ」
ペロちゃんはいい加減話し合いに飽きてきたのかキレ気味にシャーに言うとシャーは大人しくリノの体に手を当て異能を使う。
「実は1年前にペーロスがシャーをボッコボコにしてね。あれくらいのイラつきペーロスになるとシャーは大人しく言うことをきくのよ」
なら最初からペロちゃんそうしてくれよ。
シャーはリノに対し異能を使うと数分後にリノは目を開けて起き上がる。
「あれ?僕は確か死んだはず」
「ちゃんと言ったはずだぞ。生き返る意思があるなら生き返らせると。お前はそれで応じたはずだ」
「た、確かに生きかえれるなら生きかえりたいとは言ったけどまさか本当に生きかえるとは」
リノが信じられない口調で言うとシャーは
「信じられないかもしれないがそれが俺の異能。いきかえらせた俺を崇めて崇拝して金を貢げ!」
シャーはリノはに対し言うとペロちゃんがシャーをにらみつけて
「その口を今すぐ閉じないと全身氷漬けにして1日中放置するわよ」




