学園でのキリサキの評価
風呂から上がって俺は自分のベッドで横になるとベッドで横になった俺に対しモルクが
「ご、ご主人様。お背中おもみしましょうか?」
なぜ背中ばかりを。まぁいいんだが。だが別にもうご奉仕はいいしなぁ。
「もう今日はいいよモルク。お前も明日学校なんだから早く寝よう」
「そう、ですわね。わかりましたわ。それじゃおやすみなさい。ショウ」
「ああ。おやすみモルク」
モルクは俺のベッドの近くから離れ、その数分後に俺も眠った。
次の日の朝、俺は起きると布団の横に何か違和感を感じる。
「うー、うーん。朝ぁ?」
「・・・」
デカめのテイシャツを一枚だけ着ているマルが隣で寝ていた。
「・・・」
「おはよう。ショウ。いい朝」
「あ、ああ。いい朝、だな。俺昨日、マルになんかしたりしたのか?俺昨日寝る前に隣に誰もいなかったはずなんだが?」
「・・・ここ私のベッド違う?」
マルが俺に聞き俺は頷く。
「・・・寝ぼけた」
「そ、そうか。とりあえずモルクにバレないように自分のベッドに戻って下さい」
思わず敬語で俺が言うとマルは頷いて自分のベッドに戻っていく。
マルが戻った後一応モルクに怪しまれないよう寝たふりをするとモルクが俺のベッドにまできて
「ショウー。今マルがあなたのベッド側から自分のベッドに戻るのを見たんだけど何かしたんですのー?」
やべぇ。めっちゃ怒ってる。り、理由を説明しないと
「まぁいいですわ。おおかたマルが間違えてそちらのベッドに行ったんでしょうし」
あ、あれ?一昨日みたいに手足を縛るとかしないのか?
「昨日、私に手を出さなかった時点でショウはそういうことをする人ではないとわかりましたから」
「え、じゃなんで怒ってるの?」
俺はモルクに聞くとモルクは
「別に怒っていませんわよー。気にしないでくださいましー」
モルクは俺に言って着替えた後学園に向かい、マルも俺より先に学園に向かう。俺も着替えて学園に行かないと。
俺は着替えて急ぐ要素もないのだが早めに学園に向かい、自分のクラスの席で机にもたれかかって寝ていると
「おっはよう!ショウ」
「おはよー。ギュウ」
俺はあくびをしながらギュウに挨拶を返すとギュウが
「ショウ。お前すごいな」
「ん?なんだよ唐突に」
急にすごいとか言われても何がすごいかわからんのだが。
「お前だってキリサキ・キサキに勝ったんだろ?」
「い、いや勝てたのは仲間のおかげだよ。俺の活躍なんてびびたるものさ」
な、なんでギュウがキリさんを倒したことを?それよりキリさんそんな有名なのかよ!
 




