カバネの異能
「あ、兄貴!大丈夫でやすか!」
「来るなヤスケル!後血を見るな!かならずな!」
マダラカはかなり息絶え絶えになりながらヤスケルに叫ぶ。
「カ、カゲルア。あいつを、頼めるか?」
マダラカは自分の影に潜んでいるであろうカゲルアに頼むとカゲルアは
「承知。マダラカ様を傷つけたこと後悔させまする」
「すまない、ショウ君。カゲルアを君に、任せていいか?俺は、傷を、とりあえず治すから」
マダラカは俺に頼むとカバネと名乗った男はまたマダラカを狙い。
「おいおい。わざわざ弱ってるやつを見逃すと思うのかアホめ」
「見逃すんじゃない。お前は死ぬんだ。私の尊敬する人を傷つけたからな」
カゲルアはマダラカの影から出てカバネの腹部を剣で斬りつけカバネの腹部にクロスの交差した傷ができる。
「ぐおっ!」
「ちっ。浅かったか」
カバネは一度後退した後に斬りつけられた腹部を撫で自分の血を確認すると笑いながら
「いいねいいね!学生なんて弱い奴らの集まりだと思っていたから今回の仕事は退屈だと思っていたがまさか最初からこんな俺に傷をつけるやつと戦えるだなんて。いやぁ!興奮するね!」
カバネはそれだけ言った後また目の前から消えたと思うとマダラカを狙いマダラカの影からカゲルアがでてきてカバネの攻撃をとめる。
こいつ、移動速度が尋常じゃなくはやくねぇか?人はこんなすぐに接近できるもんか?俺たち全員に気づかずによ。
「ショウ、君。君は奴の異能、に気づいた、かな?」
「奴の異能か。まだわからないな。だがこんな瞬時に移動できるのはおかしい。だから脚力強化だと思ってるんだが」
俺はマダラカに言うとカバネは今度は俺の前に現れて
「ぶっぶー。不正解でーす。では死んでくださいー」
カバネが大きな爪の武器で俺に攻撃しようとすると俺は攻撃を当てられる前にカバネの顔面をぶん殴る。
「おごあっ!」
「うおぉらっ!」
俺が殴ったカバネの顔面はメリメリと悲鳴をあげて俺のいる場所から右らへんにかなりぶっとぶ。
「今のは流石にきいたろ。軽く本気を出したからな」
俺はカバネをぶっ飛ばした後に言うと瞬時にカバネは俺の前に現れて
「いやはや。やはり情報通りお前は化け物だな。ショウ・マスラギ。お前を倒すのは俺には無理だな。今殴られた顔面もかなりヒリヒリしやがる。ぶつかった場所が悪けりゃ死んで、いや異能を使わなきゃ死んでたな」
異能を使わなきゃ死んでた?まさか
「お前の異能はテレポートか?」




