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最弱ランクの異能使い〜Dランク異能でも最強な件〜  作者: アークマ
遠足準備編

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209/600

来客

「アスカルト爺さん。あなたは少しやりすぎました。生きているだけなら見逃していましたがこれ以上何かよけいなことをするなら知り合いでも容赦はしません」

「ふおっふおっ。首輪をつけた時点で容赦はしておらんじゃろうが。ふおっふおっ」


 アスカルトは諦めた口調でオードに対して言う。


「ご苦労様でした。ゴーグさん。この人は私が責任を持って管理しますので後のことはお任せください。ゴーグさんの隊はしばらくは休暇です。今回のことで隊員を多くやられたと思うので次の指示がくだるまでに隊を整えておいてください」

「仰せのままにと言いたいところですがそれは総長、社長からの言葉ですか?」

「もちろんです。社長はご多忙の身なので私が指示を社長を通していいますので私の言葉は社長の言葉と思ってください」

「わかりました。それでは隊の調整、次の指示がくだるまえには完璧にしておきます」


 ゴーグはそれだけ言うとオード、アモウの前から去る。


「アモウ。私もそろそろ行きます。エンドレアス学園襲撃の計画は」

「はいはい。わかってるわかってる。1年生が遠足行った後狙うんやろ?でもわいの隊を動かすのは少し面倒やからこいつにひきいらせて暗黒企業の傘下の組に任せるわ」

「アモウは行かなくてよろしいんですか?」


 オードはアモウに言うとアモウは


「あんまりわいがですぎるのも相手に対してもかわいそうやさかいな。それにこいつがどんだけやるか見てみたいしな」


 アモウは一緒にコーヒーを飲んでいた人に対して言うとオードは


「ふむ。わかりました。そちらもアモウのやり方にお任せします。ただ任務はちゃんと果たしてくださいね」

「わかてるわかてる。ほんならなー」


 オードはアモウと別れたあと暗黒企業隠れ家にある社長の部屋に向かうとそこには先に来客がいた。


「よー。オードちゃん。元気してる?」

「・・・何のようだ?ゼム」

「おやおや?さっきみたいに敬語で話さないのかい?ま、無理だろうな俺の前じゃ。敬語で話したら笑えるけど」


 隠れ家の社長室にいたゼムが腹をおさえながら笑っていると


「それで?何のよう?」

「いや今日懐かしい奴にあったからよ。お前にも会おうかと思ってな。オードちゃん。いやNo.5」


 ゼムはオードに対して言うとオードは


「その名はもう捨てたわ。今はただのオード・ブレイアよ。それで?用事は本当にないの?」

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