表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最弱ランクの異能使い〜Dランク異能でも最強な件〜  作者: アークマ
遠足準備編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

180/600

謎の店

 コンジキは水色の髪の子を追って数分、急に背後から襲われコンジキは地面に叩きつけられる。


「おぐっ」

「てめぇ。このロリコン野郎!アスさんの娘を追いかけやがって!ぶっ殺すぞゴラァ!」


 急に殴りかかってきた男、頭は丸坊主で目つきは細めでかなり鋭く、上半身は裸で下半身は短パンを履いていた。


「ち、違う!俺は客だ!」

「客だ?嘘つけ!客がアスさんの娘を追いかけるわけねぇだろうが!確かに可愛い可愛い子だがアスさんの娘に近づいていい男はこのスバルス・ルスだけだ!」


 スバルスと名乗った男が言うとコンジキは


「俺はこの店に興味があって入って店の中がよくわからなかったからあの子についてきただけだ!」


 そう。フクシュウという店には扉を開けてただ地下に続く階段しかなかった。


「嘘つくんじゃねぇよ!いいか?てめぇみたいな頭お花ばたけみたいなやつがよ!この復讐の店の中に入れるわけがねぇ!」

「入れるわけがない?それはどういう」


 コンジキが途中まで喋るとぱぁーん!という銃声と共にスバルスの頭部に何かが当たる。


「スバルス。あんたは末端のくせに喋りすぎ。大人しく店の雑用でもしていなさい。あ、聞いてないか。私の弾で気絶してるか」


 今度は誰かわからないが女の子?なのか。声だけしかわからない子がコンジキに近づく


「君。名前は?」


 コンジキは背後にいる人に対し自分の名を名乗る。


「コンジキ・モールね。あなたこの店に入れたということは条件が満たされているということね」

「じ、条件が満たされているとはどういうことですか?」


 背後にいる人に対しコンジキは聞くと


「このフクシュウという店、外にはカタカナでフクシュウと書いてあったでしょ?でも本当は漢字で書いてあるもの。私らはデパートに復讐するために集まったいわゆる組織よ。私の名はアオ・ミギリ。よろしく」


 コンジキの前にまで移動したアオと名乗った女性はコンジキに向けて手を伸ばす。


「条件を満たしているという点に関しての説明は?」

「条件のこと?それは簡単。このデパートに少なからず復讐心があること。後はデパートの仕事をクビになった人ね。そうすれば店に入れるのよ。本当のね。私達の仲間にそういうことをできる異能使いがいるのよ。とりあえず親父に会わせるからついてきなさい。私はこのバカスバルスをひきづるから」


 アオは本当にスバルスの足を掴んでひきづりながら移動を開始し、コンジキもアオにについていった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ