カゲロとキリサキのステータス
ゴルドルチームとの訓練が終わりゴルドルが先生に俺とマルのチームとの訓練が終わったことを伝えると。俺とマル、ゴルドルのチームを呼ぶ。キリサキは意外とはやくトイレから帰ってきた。まぁトイレに意外とはやくもくそもないけどね。
「お前たち。今日のような感じでチームランク戦を行うから4月末までは後は自分のチームを鍛えることに専念すること。今日のはあくまで説明を含めたチームランク戦の為の訓練だ。これから午後の授業はチームでの訓練とする。もちろん違うチームとの合同訓練をしても構わん。相手チームからの許可を得た場合のみだが。それでは今日は解散していいぞ」
先生は俺たちにいうとゴルドルとカゲロはさっさと訓練所から出ていき、キリサキは俺の手をとって
「ショウ。いやショウさんと呼ばせてもらおうか。あなたは素晴らしいな。私は殴り合いで負けたのは初めてだ」
「それはとても光栄なことだ。それに戦闘空間でも言ったがキリさん。あなたの実力も相当なものだ。マルが木刀を破壊してなかったらもっとてこずったかもしれん」
「てこずったかもしれんて。私に負けたかもしれないという可能性はないんですね」
笑いながらキリサキは俺に言う。そりゃそうだろ。俺の異能は他人のステータスをあげる異能。俺には実力がなければこの学園ではそれなりにはやれないからな。ちなみにキリサキのステータスは
キリサキ・キサキ
体力 85
攻撃力 64
防御力 40
素早さ 75
筋力 65
異能力 35
冗談抜きで女性の数値ではない。俺が相手じゃなきゃ普通に勝てただろうな。ちなみにカゲロのは戦闘時見た際は
カゲロ・ウツミ
体力 40
攻撃力 15
防御力 20
素早さ 30
筋力 30
異能力 70
カゲロは正直肉体的な能力値は低いが異能力は高い。もし身体能力が上がって異能と合わさったらやばいだろうな。俺が負けることはないだろうが。ちなみにゴルドルはみてない。見るまでもないと感じたからだ。なんとなくだけどな。
「ショウさん。私はあなたを好きになりそうだよ。異性としてね」
・・・は?
キリサキの急な告白に俺は驚く。俺の近くで聞いていたマルも驚いていた。
「な、なんで俺を好きになりそうなんだよ。まだ入学してまもないんだぞ。俺より強いやつなんていくらでもいるかもしれないじゃないか」
「こんな時だけ謙虚になるんですね。そんなところもいいと思いますよ。まだ好きになったわけじゃないから安心してくださいよ。なりそうですからね。それでは失礼します」
キリサキはそう言って訓練所から出て行った。




