表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最弱ランクの異能使い〜Dランク異能でも最強な件〜  作者: アークマ
遠足準備編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

176/600

クライスの異能 3

 紙がないとつかえないか。だが服とかも紙の代わりに代用できるなら相手の紙を代用すればよかったのでは?


「ショウ。あなた今敵の衣服で代用すればいいじゃないとかおもたでっしゃろ?私にそんなことできるわけないでしょ。そんな卑怯なこと。私は私の実力で勝ちたいんですわ。異能も含めてな」

「そうなのか。それはいい心がけだな」


 俺はクライスを褒めると背後にリノが現れ


「まだ戦いは終わってないですよ!」

「わかってるわ!紙変化・ブレード!」


 クライスに殴りかかるリノに対し、リノは紙を変化させ、ブレードをリノに向けるがリノは避けた後に


「僕の異能の恐ろしさをみせてやるよ。1人相手なら僕はなんなく勝てるところをね」


 リノはまたクライスの前から姿を消すとクライスはリノの存在に気づかずリノに殴られる。リノの異能は1人の存在を相手に対して認識させない異能。多分だがクライスに自分のこと認識させないようにしてるんだろうな。


「いった!なんですか今の!どこからわからんが殴られたんですけど!それにリノはどこに消えたん?」


 クライスは俺に聞くが俺はあえてこたえないようにする。

 クライスはリノに何度も殴られ続けてイラついてきたのか


「あーもう!誰が私を攻撃してるのか知りまへんがこうしたるわ!」


 クライスはポケットにある紙を全部?出したのか空にばら撒いた後


「紙変化・トゲ!」


 ばら撒いた紙が全てトゲに変化し俺も含めてクライスの周囲に降り注ぐ


「おい。俺もまきこむなよ」

「いやー。しゃあないやん。堪忍してやショウ。それにこれくらい避けるの簡単でっしゃろ?」


 たしかに避けるのは簡単だが、だがお前の後ろにいるリノは避けきれなくて串刺しになってるぞ


「あ、が、がが」

「あ、リノ。そんなとこにいたんでっか?全くどこに隠れていたんですか?リノが攻撃してこない間に誰か私を殴りまくってきたんでトゲばら撒いたんですけど」

「あ、が、が、が」


 リノの口にトゲが刺さっていてリノはまともに喋れない。かわいそうに。ご愁傷様。

 リノは数分後に気絶して戦闘空間から離脱し、俺とクライスだけが戦闘空間に残る。


「正直いいますと私の異能お披露目みたいになりましたな」

「そう、だな。仕方ないだろ。クライスの異能は紙があればものならなんでもつくれんだろ?」

「まぁそうですな。でもキリサキさん相手だと私相性悪いですわ。なんせ紙はたやすくきれまっからな」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ