アンさんの狂愛
「いつもはきはき喋ったらどうとかそんな話は今はどうでもいいの。今は強くてかっこよすぎるショウ君を痛めつけてあげないと。誰が1番あなたを好きかをしらしめるために」
アンさんは腕をぽきぽき鳴らしながら俺に言う。しかもまた好きって言った。やっぱり
「アンさんは俺のこと、男として。異性として好きなのか?」
「それについては教えられないわね。ショウ君のためにも教えられない。さてそれじゃ行くわよ!」
アンさんは俺に殴りかかり俺は避けるとアンさんのパンチは戦闘空間の地面に当たるがかなりの威力なのか戦闘空間に穴があく。やば。あんなんくらったら俺死ぬぞ?
「ちょっと避けちゃダメじゃない。地面破壊しまくってしまうわ。それにこの戦闘空間でどれだけひどい怪我になろうが訓練所に戻ればもとどおりよ。体はね」
そう。体は確かに骨が折れても訓練所に戻ればもとどおりにはなっているが感情は、恐怖といったものはこの戦闘空間ではじゅうぶんに与えられる。
「な、なぁ。アンさん。こんなことやめないか?土曜日は4人でいこ?ね?」
俺はキリさん、モルク、アンさんと俺で土曜日出かけることを提案したがそれを言うとアンさんの体のオーラ?的なものが、雰囲気というのか?なんかさっきより凄まじく感じる。
「ショウ君は本当に自覚がないよね?だからこそ私が少し痛いめにあわせてあげないとダメなんだよね!」
アンさんが俺にいうとさっきよりはやく動いて俺に殴りかかる。やばいこれは避けれん!避けれんなら受けとめ
俺は片腕でアンさんのパンチを防ごうとしたがその片腕ごとアンさんのパンチにふきとばされる。
「ぐ、ぁぁぁぁぁ!」
や、やられた!片腕を持っていかれた。
「さて。これで少しくらいはおしおきにはなったかな?片腕吹き飛ばしたから。それに私が最後まで残ったから私がショウ君とデートでいいのよね?」
アンさんは俺に近づいてきていう。
「黙れ」
「え?」
アンさん。君は少しやりすぎた。片腕を吹きとばされたなんていつぶりだろう。昔は訓練でよく片腕をとばされていたからそれ以来だな。
「アンさんもキリさんもモルクも3人とも調子に乗って。仕方ない。俺も少し本気を出してやろう。本当ならアンさんを殴りたくはなかったけど調子にのらせたままはダメだからな」
それじゃ一発かましてやるか。ギリギリにまで抑えてな。
俺はまずアンさんの背後をとり、足を蹴りで両足を蹴りとばした。




