学園長からの呼び出し
夜ご飯を贅沢に過ごした後、それぞれでまた風呂に入ったりした後に就寝し、次の日。案の定マルとモルクは俺より先に学園に行っており、俺も支度を終えてから学園に向かう。
学園につきいつものように机にうつ伏せでいるとまたいつものようにギュウに話しかけられ、ギュウと話していると先生が教室に入ってきてクラスのみんなは席につき朝ホームが始まる。
「よーし。みんなおはよう。今日は特には朝伝えることはないがマスラギ。お前は学園長が呼んでいたから朝ホームが終わったら学園長室に向かうように。わかったな?あ、遠足は来週の月曜日だから今週の土日にちゃんと支度はしておくように。それでは朝ホームを終わる」
遠足は来週の月曜か。どこにいくとかまでは言わないんだな。それよりも俺は先に学園長室に行かないと。悪いことはしてないはずだから怒られないとは思うが。
俺が席から立ち上がって学園長室に向かおうとするとギュウが
「ショウ。また何かしたのかい?」
またってなんだ。俺はいつも悪いことはしてないぞ。またとか言うなよ。
「別に何も悪いことはしてないが。ギュウこそ悪いことはしてないだろうな?」
「いやしてないしそれなら僕に声がかかるはずだろ。なら何か、別の用件か。とりあえず何か言われたら相談にはのるよ」
「ふ。そうか。気持ちだけ受け取っておくよ」
俺はギュウと軽く話した後に急いで学園長室に向かう。学園長室に着くと扉をノックする。
コンッコンッ!
「学園長。ショウ・マスラギです」
「ショウ君か。入りたまえ」
俺は学園長に言われてから入室すると学園長室には先にアリサ先輩とペロちゃんがいた。
「ショウちゃん遅いよ!待ちくたびれたよ!」
ペロちゃんがだだこねた風に言うがペロちゃん達がいると思わなかったから知らん!と正直思う。
「ペーロス。君は黙たまえ。話が進まなくなるではないか」
「えー。私がなんであなたの言うこと聞かなくちゃいけないの?私より弱いくせに」
ペロちゃんがアリサ先輩に言うとアリサ先輩は眉間にしわをよせながら無理やり笑顔をつくってペロちゃんに
「それはどうも悪かったね。でもテンダーランクだと私の方が上だよ?」
アリサ先輩が言うとペロちゃんは「おなさけでしょー。ぷぷー」と笑いながら言う。
やめなよペロちゃん。アリサ先輩顔笑ってるけどあれ相当頭にきてる顔だよ。




