アワロにお灸を
「あんな化け物じみた奴がいすぎたらよぉ。世の中やばすぎるぜぇ。最近俺はまだまだと自覚してきたのによぉ」
確かにペロちゃんみたいな異能使いがぞろぞろいたらやばいだろうな。アワロはステータス的に言えば強いし異能も別に弱いとは思わない。けどな。
「俺には勝てないんだよなぁ。アワロじゃ」
「はっはぁ!いうじゃないかショウ!それはやってみなきゃあわからんのによぉ!」
アワロは鎌で俺を攻撃しまくるが俺はアワロの攻撃を普通に全部避ける。何回やっても変わらないのによ。
「さて体もあった待ってきたからスピードあげるぞぉ」
「どうぞご自由に」
俺はアワロに言うとアワロは確かにさっきよりも攻撃の速度があがる。さっきよりははやいがこの程度の速さなら全然避けられるな。
俺はアワロにすきあらば何度も攻撃するがアワロは異能で攻撃を避ける。
「はぁ。いい加減俺の攻撃当たったらどうだ?俺あんまり手加減上手じゃないからよ」
「はっはぁ。いいわけか?見苦しいぞショウ。お前こそ俺に当てられないならよぉ。大人しくやられた方がいいと思うぞ?」
あ?アワロのやつ何調子にのってんだ?仕方ないな。手加減してやってもまだ半分の実力も出してやってないというのに。少しお灸をすえてやるか。2人を鍛えてもらった分アワロにはもうじゅうぶんにかまってやったからよ。
「うらぁ!」
アワロは鎌で俺に攻撃するが俺はアワロの攻撃を避けた後にアワロに攻撃する。
「バカのひとつ覚えだなぁ。ショウじゃ俺が異能を使っている間はよぉ。攻撃は当てられねぇよお」
「バカはお前だ」
アワロが攻撃を避けた後に俺はもう一手くわえて攻撃し、アワロは見事に俺の攻撃をくらう。
「うぐぅ!」
「そらもう一発。めりこみパーンチ」
俺はアワロの顔面に思いっきりパンチをくれてやると見事にアワロは顔面にくらい、戦闘空間から離脱する。アワロが戦闘空間から離脱した後俺も離脱し、1年生訓練所に戻るとアワロは地面に座り込んで
「は、はっはぁ。また負けたぁ。自信なくすなぁ」
「相手が悪いだけさ。俺に勝てるやつなんてそうそういないからよ。ま、またモルクとマルのこと頼むわ」
「無論だなぁ。講師としての仕事はしっかりするさ。後少し移動して話がしたいんだがなぁ。どこか2人になれる場所はないか?」
2人になれる場所か。それなら
「校舎裏に行こう。今の時間なら多分人はそんな通らないだろうから大丈夫だ。それより2人で話したいなら戦闘空間で話せばよかったんじゃないか?」




