クライス・ライス
女子2人はどうしよっかなー。女子もそれなりにギュウと同じ班になろうとやっきになってるからなー。ほんと虚しく感じてきた
「あ、あの。シ、ショウ、君」
クラスの女子の1人、アンさんが俺に近づいてきて喋りかけてきた。
「ん?どうしたの。アンさん」
「わ、私、シ、ショウ、君の、は、班に、は、入りたい、な」
つぶらな瞳とでかい胸を見せつけながら俺に言うアンさん。多分胸の方はわざとじゃないと思うんだがクソ可愛い。
「もちろんいいよ。アンさんが入ってくれるなら嬉しいし」
俺が嬉しいといったことがよほど嬉しかったのかアンさんは「えへへ」といって顔を赤らめて照れる。マジな可愛さよ。
「アンさん。すまないが他の女子1人くらいは誘えないかな?俺もう他にあてになるひといないしどうやらみんなギュウが好きらしいから」
「ほ、ほかの、じ、じょし、ですか。わ、わたしも、し、喋るの、う、上手くないので、す、すいません」
アンさんは謝るが俺も他の女子とは喋らないし別に気にしていない。基本喋るのはモルクとマルだけだがうちのクラスにはいないからなー。どうしたものかな。
「あんたらなんや寂しそうやな。どないしたんや」
俺とアンさんに近づいてきて喋りかけてくる女子、緑の長い髪ポニーテールにまとめてあり、胸はそこそこあって体型も普通くらいで身長が165くらいかな?
「ん?あんた誰だ?」
「誰だとはしつれいなやっちゃ。私はクライス・ライス。クラスメイトやから覚えとき。それより2人はどしたんや?なんか困ってるきしたから喋りかけたんやけど」
「実は班の女子後1人をどうしようかと思ってな。考えてるんだよアンさんと」
俺はアンさんに言うとアンさんは「そ、そう」と答える
「そなんか?そしたらもう話はすむやん。あたしがはいるさかいな」
「・・・え?いいのか?」
俺はクライスに聞くとクライスは
「かまへんかまへん。どうせあたしもあまるさかいね。あたし結構クラスで嫌われとるんよ。ようわからんけどね」
よくわからないで嫌われるって怖いな。
「まぁ班に入ってくれるなら助かるしそれじゃ明日の班決めの時よろしくな」
「こちらこそ。頼むわ。そいじゃね」
クライスは俺とアンさんに言うと教室から出て行く。
「それじゃ俺も帰るわ。アンさんはどうする?」
「い、一緒、に、か、帰ります!」
ふんすっと鼻息を荒くしながら言うアンさん。クッソ。まじストライクゾーンだわ。




