キーラの心配
キルパーは俺とギュウに頭を下げると俺はどうもと返すがギュウはぽけーっとしていた。
「ギュウ?ギュウー。おーい」
俺はギュウに呼びかけるとギュウは
「あ、ごめんショウ。なんの話だったけ?キーラ先輩の彼女めっちゃ可愛いなって話だっけ?」
そんな話し微塵もしてないがわかりやすいなギュウも。しかも本人の前で言うとは
「あらあら。褒めるのが上手ね。私自分が可愛いとか思ったことないわよ」
「何言ってんだよキルパー。お前は可愛い。自信を持て」
「そうですよキルパー先輩!めっちゃ可愛いですよ!キーラ先輩がまじで羨ましいくらいです!」
ギュウはキルパーに言うとキルパー先輩はまた「ありがとう」といい、キーラが
「そう言えばお前ら何しに来たんだ?1年生の購買は下だろ?」
「実はテンダー個人ランクのカードがあればカレーパンを買えるらしく」
「・・・は?カレーパン?」
キーラははてな顔で俺に聞くが俺にとっては大事なことだ。
「主語をくれ。主語を」
「カレーパン」
「そうじゃねぇよ!舐めてんのか!燃やすぞ!」
キャラがイライラしながら言うが主語は言ってるつもりだ。カレーパンと
「2年生の購買も僕とショウは使えるようになったのでショウはこの階でカレーパンを買いに来たんです。このカードを持っていれば昼にご飯が1つ無料らしいので」
ギュウが俺のかわりに説明するとキーラは「なるほど」と頷く。
「しっかしカレーパンとは意外と欲がないんだなショウは。3年生の購買にいけばもっといいもんくえるぞ」
「ばかやろう!そんな上品漂わせる飯よりカレーパンの方が大事だ馬鹿野郎!」
先輩だろうがなんだろうがカレーパンを馬鹿にするなら怒ってやるこのやろう!
「お前のそのカレーパンに執着する姿勢ある意味怖いわ。まぁ忠告をしといてやるよ。特にショウにな。今年から色々変わったから3年生でもランクが低いとポイントも当たらないからよ。1年生購買に行くやつが多いんだよ。今日見たかは知らないが知らない生徒が多かったろ?1年生の購買」
そうだな。確かに今日はやたらと知らない顔の生徒が多かったな。
「個人のテンダーランク戦に関しては1学期末までどうしようもないがチームランク戦の方はエキシビションでやるにしても教師からの評価が見られるから最悪下がる可能性があるかもしれん。負けたらな」
負けたら評価が下がってカードが取りあげられるかも、か。だが個人のやつが関係ないのであればこの話は別に関係ないのでは?




