訓練〜ゴルドルチーム〜
「戦闘空間はこの訓練場で戦闘空間に移動と叫んでチーム名を指定するとそのチームは戦闘空間に移動するんだよ。わかったかい?ド底民」
ゴルドルがご自慢の腹を強調しながら言うと俺は
「じゃ、戦闘空間移動、ゴルドルチームとショウチーム」
俺が叫ぶとゴルドルは
「ま、まて!まだ話の途中だし僕ちんの話の途中で叫ぶなあほ!」
ゴルドルが言った後に俺とマル、ゴルドルのチームは戦闘空間に移動する。
戦闘空間に移動すると俺は当たりを見回す。ほう。これが戦闘空間、空間の中は大きな四角い立方体に囲まれている感じで外のような背景とかはなくただの色白の空間だった。
「ここが戦闘空間か。僕ちんみたいな金持ちにはあわないからはやく訓練を終わらせて出ようか。さ!やれ!キリサキ!カゲロ!」
ゴルドルは2人に命令すると早速キリサキは剣を抜き、マルに斬りかかる。キリサキが装備してたのは普通にきれる剣だと思っていたがよく見たら木刀だった。
「マルー。そっちは大丈夫か?」
「余計なお世話。自分の敵は自分でどうにかする。だからあなたも自分の相手に集中して」
マルが俺に言うとカゲロも俺に襲いかかる。カゲロは俺からある程度離れて座ると
「い、行きます!」
カゲロの影から腕が生えてそこ影から生えた腕が俺に殴りかかる。これはカゲロの異能か?
「や、やられてください!」
「簡単にはやられないよ」
特殊な異能、前の電撃とかああいうけいならどうにもならんがこういう系ならまだ対処は簡単だ。
「普通にこの影の腕を殴って壊せばいいからな!」
俺はカゲロの影の腕を攻撃して破壊する。
「う、うぅぅぅ」
「おい!カゲロ!お前僕ちんに恥をかかせるつもりか!そんなやつに負けたら許さんからな!」
ゴルドルは後方から叫ぶとカゲロは怯えながら
「は、はい。ゴ、ゴルドル様。ぼ、僕頑張りますから!」
カゲロは影の腕を伸ばし俺に攻撃を続けるがカゲロの攻撃を俺は真正面から破壊する。
「な、なんで!なんで僕の異能、シャドーゥが効かない!」
「そりゃ影の腕だけなら別に怖くはないしな」
俺がカゲロに言うとカゲロは
「そ、そうか。確かに腕だけじゃこ、怖くないよね。ご、ごめんね。本気でや、やってない、わけじゃ、ないんだよ。シ、ショウくん」
カゲロは次から影の形をナイフのような形に変えて
「こ、これならどうかな?く、訓練になるかな?ショウくん」
不気味に笑いながら俺に言うカゲロ。訓練になるがその不気味な笑いはやめてくれ。怖いよ。




