暗黒企業の社員達
「ふおっふおっ。誰かコウテー君の身柄をアカマツ君にまで渡しに行ってくれんかの?」
学園長はコウテーを鎖のようなもので拘束した後に言うと教師の1人がコウテーを連れ講堂訓練所からでていく。
「最近はいきがいいのが多いのはよいことじゃがちぃとばかりいきすぎじゃからのう。たまにはこうしてお灸をすえてやらんとな」
学園長は笑いながら言うと学園長も講堂訓練所からでていき審判が次の試合のコールを始める。
「次の試合はショウチームVSトルトーチーム!」
俺たち3人と相手側の3人が講堂訓練所の前に出ると、戦闘空間に転移した。
試合はあっさり終わり普通に圧勝。実力のついたマルとモルクは3人ともやってしまったので今回は俺の出番がなかった。くぅー!仲間の成長を見るっていうのはたまりませんな!俺が育てたわけじゃないけどこの子は俺が育てたんですよ!っていいたいくらいだ。
「2人とも。おつかれ」
戦闘空間から戻ってきて俺は2人に言うと2人は余裕そうに腕を組んで
「あの程度今までの相手に比べれば充分に楽ですわ」
「余裕。あの程度私たちで倒せないともっとつよい奴らには勝てない」
・・・それはこのトルトって人らがよわかったってことか。なんか可哀想だがまぁいいか。しょうがないだろ!
「それではどんどん参りましょう!次の試合はー」
審判はまたコールを始めると俺たち3人は講堂訓練所の後ろ側の席に移動した。
ショウ達が1年生チームランク戦の初日アクロバート街のとある裏廃墟にて暗黒企業による会議が開催されていた。暗黒企業会議室では部隊の代表、1番隊、2番隊、3番隊、4番隊と順に書かれてあるプレートの席に各隊の隊長が座り、隣に副隊長が立っていた。
総隊長、暗黒企業の社長でもある男の横に立つ副隊長が会議の進行を務めていた。
「皆さま。集まっていただきありがとうございます。司会進行は私1番隊副隊長、オードが務めさせて頂きます」
副隊長が言うと隊長かくはみな頷く。ちなみに隊は13番隊まであり今回は集まりが悪く4番隊の隊長、副隊長、7番隊隊長、副隊長しか集まっていなかった。
「集まるも何もうちら4番隊と若造が隊長になった7番隊しかいやしませんやないか」
7番隊と書かれているプレートの席に座る男がいう。男の特徴は緑色に長い髪、腰まで垂れており、首にはネクタイをぶさらげるように巻いた黒いスーツの男が座っていた。




