表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最弱ランクの異能使い〜Dランク異能でも最強な件〜  作者: アークマ
チームランク戦と襲撃者

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

130/600

モルクの兄

 俺たちに話しかけてきたやつは髪の毛がピンク色に背中まで垂れた長い髪、顔はとても綺麗で肌色同じで筋肉はそんなになさそうだがひよわそうには見えない男だった。


「っ!な、なんであんたがここにいるんですのバカ兄貴!」


 兄貴?まさかこの人が前に言っていたモルクの兄なのか?


「馬鹿に馬鹿とはいわれたくないね。それにここは将来が有望な子達の集まる学園。むしろそんなとこになんでお前のようなやつがいるのか不思議でならないね」


 呆れたようにモルクの兄貴は言う。こいつ。実の妹になんていいぐさなんだ。


「あんた。モルクの兄貴かしらねぇけど実の妹に対してそんな言い方はないんじゃないのか?」

「あ?てめぇには関係ないだろ。うちの話だ。君は確かショウ・マスラギだったか?最初の試合は見事だったよ。君は俺の企業にくるに値する強さだ。どうだ?卒業したらうちの企業に来ないか?」

「残念ながら実の妹を馬鹿にするような企業には行くつもりはない。俺のようなやつを誘うということはそれなりにゴミみたいな企業なんだろうさ」


 俺はモルクの兄貴を馬鹿にしながら言うと案の定モルクのバカ兄貴は激怒し


「ほう。お前のようなやつを逆に誘わないやつの方が頭はおかしいと思うが今話してわかったよ。俺の企業にお前のようなやつはいらない。俺の指示に従えないようなやつはな!」


 それだけ言うとモルクのバカ兄貴は俺たちから離れていく。モルクのバカ兄貴が離れた後モルクが頭を下げて


「ごめんなさいですわ。うちのバカ兄貴が。うちは今私が家出したことで父様がかなり取り乱しているらしいですわ。話によれば、ですけど」


 どこからそんな情報を聞いたかは知らないがそうなのか?


「おかげでクソ兄貴達はボロクソに悪口を言われてるらしいですから言い様ですわ!」


 下品な笑い方をしながら言うモルク。お前も大概酷いやつだな。

 モルクの兄貴が去って数分後に次の試合のコールが始まり、戦う2チームは戦闘空間に転移する。


「今回の組み合わせはだれだ?」

「えーと。確かイカゼルってチームとコウテーってチームだったかな?」


 俺が呟いてきてるとギュウがいい、ギュウは


「お。ギュウ。おつかれ」

「お疲れショウ。1試合目から派手にやってたね」

「まぁな。あんくらいはできないとな。あれくらいは普通だろ?」


 俺はギュウに言うとギュウは「そうかもね」と言うがモルクとマルは


「え。普通じゃないですわよ」

「激しく同意。2人は感覚がおかしい。自覚した方がいい」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ