ショウチーム団結
俺は慌てて1年生訓練所に向かうとそこではモルクとマルが2人で訓練しており俺は安堵した。
よかったぁ。てっきり早まったかと思ったぞ。
「どうしたんですのショウ。そんなに汗をかいて」
「同意。そんな汗をかいてどうしたショウ」
モルクとマルが俺を見ながら言うと俺は
「いやお前たちがはやまったまねをしたんじゃないかと思ってな。慌ててさがしていたんだよ」
俺は2人に言うと2人は
「はやまったまね?この前の学園長の話のことですか?」
「ああ。2人は何か2人で色々やってるから2人で行動を起こそうと考えたんじゃないかと思ってな」
俺がモルクとマルに言うと2人は笑いながら
「私少し悲しいですわ。まさかショウがそこまで私達のことを信用していないなんて」
「モルクに同意。2週間ももう一緒に生活しているから信頼は得られていると思った」
まぁ生活といってもご飯食ったりなんだりだけだからな。訓練とかは一緒にしてくれないし。
「ちなみに訓練をしてくれないとか考えているんでしょうが私達はショウの足を引っ張らないように2人で訓練しているんですわ。決してショウのことが嫌いなわけではありませんわ」
「またもモルクに同意。私もショウのこと好きか嫌いかで言えば好き。ラブの方じゃなくて友達的に好きな方ね」
そ、そうか。それは嬉しいことを聞いた。初日からあんなことされたりしてたから嫌われているものかと思っていた。くそ。嬉しくて涙が出てきてしまったぜ。
「シ、ショウ!なんで泣いているんですの?私達別に泣かせるようなことは言っていませんわよ」
「い、いや悪い。俺2人には嫌われていると思っててな」
俺はモルクとマルに言うと2人は
「確かにあなたのことを最初は嫌ってはいたかもしれないけどあなたのことを知るたびに好きな要素が増えていきましたから嫌いになるようなことはありませんわ。確かに傲慢すぎるとこはあれだと思いますけどね」
「確かに。それは一理ある」
俺が傲慢なことに関してはなぜか2人ともうんうんと頷く。
傲慢?結構謙虚だと思うがな。
「じゃたまには訓練に付き合ってもらおうかしら。2人で訓練し続けるのも限界になってきたから。たまにアワロにも付き合ってもらっていたけど流石に再来週には1年生のチームランク戦も始まるから」
モルクとマルが俺に頭を下げて俺に頼んでくれたので俺ははりきってチーム3人でその日は訓練に励んだ。




