ギュウVSバサラ先輩 終
「は、はぁ?満足?何のことだ」
「何のことってバサラ先輩が僕を殴ることですよ。それ以外に何があると?」
ギュウはバサラ先輩を見ながらいいバサラ先輩は驚きながらも少しにやけながら
「あ、危ない危ない。油断させようとして俺にそんなことを言っているんだなナロタ君は。ふっふ。よく回る口だ。だがそんな強気にならなくても素直なことをいえば」
「残念ながら本当のことです。それでまだやるんですか?」
バサラ先輩はギュウの蚊でもささった?みたいな顔でいう様に本当に驚いたのか高速の 4本腕パンチを何発もギュウの腹にかます。あれは流石にやばいだろ。あれでさっきみたいな対応をしていたら俺でも驚くぞ。
何発くらわせたかもわからないがバサラ先輩は攻撃をやめて息をきらしながら
「こ、これなら、きいているだろ?な、なぁ?ナロタ君」
「残念ながら全然です」
かなりの攻撃を受けていたはずなのに何であんなケロッとしていれるんだ?やばくないかギュウのやつ。
「あの僕の負けでいいのでバサラ先輩。もう終わりませんか?」
「ふ、ふざけるな!な、なんでナロタ君は本気をださない!ほ、本気を、出せば俺が死ぬとでもいうのか!」
バサラ先輩はいつまでも手をぬくギュウにいうとギュウは
「いや手をぬくとかそんなんじゃないですよ。そもそも僕手を出していませんし。それに僕は別に手をださなくても勝とうと思えば勝てますから」
「ふ、ふふ。先輩としては喜ばしい発言だな。優秀な後輩が育っていることに関してはだがな。だが、だがな!」
バサラ先輩はまた一気に距離を積めると 4本腕を一点に集中させてギュウの心臓部にめがけて
「先輩としてはせがたたないんだよ!くらえ!俺の最強技・一点突!」
バサラ先輩の攻撃を難なくギュウは避けると
「わかりましたよ。それじゃ一撃だけですよ」
ギュウはバサラ先輩の頬を殴る。だがそれほどあまりは強くはなかったのかくらったバサラ先輩はぽかーんとしていた。
「な、なぁ?今のは何だ?まだ手加減しているのか?」
「はぁ。だから言ってるじゃないですか。僕は弱いって。今のは全力のパンチですよ。僕の攻撃は全くきかないんですよ。パンチは」
パンチは効かない?ということは蹴りに自信があるのか?回避能力も高い足だ。それはよくわかるが
「ふ、ふふ。そうか。わかったよ。ナロタ君。もうさがってもいいよ。君のことはよくわかった。ありがとうな」
バサラ先輩はギュウに手を出し、ギュウもバサラ先輩の手を握り握手した。




