バサラチーム 3
「全く。アデンは可愛い子を探すのに忙しいというのに」
「俺っちもこれからマイ・シャウトを刻んでやろうと思っていたのによ」
アデンとジーノルドがギュウの後から1年生訓練所に来ると
「まぁまぁ。僕たちもっとつよくならないとだろ。それに先輩が相手してくれるんだからさ」
ギュウは2人をなだめながら言うとアザー先輩が2人に近づいて
「ちょっとあんたら!遅れてきたのに謝ることすらできないのかい!小さい子でも遅れてきたら謝るくらいの常識はあるわよ!」
ジーノルドとアデンに対していうと2人はアザー先輩に対して笑いながら
「おいおい。このちびっ子はなんだい?アデンでもこんな小さい子は守備範囲内ではないよ」
「ちびっ子。ここは子供の遊び場ではない。俺っちのシャウトを聞く前に早くママンとこかえんな」
ジーノルドとアデンは先輩に対していうと先輩はかなり怒っている。やばい。これはかなり怒っているな。
「バサラ。この2人はあたしがしめるからあんたはコウロと他の4人を頼むわ」
「おう!任された!」
バサラ先輩はなんか勘違いしてそうだな。アザー先輩は怒ってるからあの2人を教育するために言ったんだろうけどアザー先輩がただやる気を出してくれたんだなと思ってそうだ。目がなんとなくそんな感じだ。
「アザーも1年生相手に対してそんな熱意を表示してくれるとは俺は感激だ!コウロ!俺たちも一緒にあの4人に熱い戦いをしよう!」
「は、はい。バ、バサラ君」
バサラ先輩は自分のチームとギュウチーム、俺たちショウチームと叫んで戦闘空間に転移する。転移した後すぐにアザー先輩は2人を連れていく。
「しかしアザーがやる気出すのも久々にみるしな。よし!アザーの戦いを見に行こう諸君!」
バサラ先輩は俺たちに提案すると俺は「わかりました」と頷きギュウも自分のチームメイトが心配?なのか積極的に「見に行きましょう」という。
「いいな!ナロタ君!積極的なのはよいことだ。君のそういうところ嫌いじゃないぜ!」
バサラ先輩と俺たちはアザー先輩とジーノルド、アデンが戦っているとこまで近づく。
「あら来たのみんな?まぁいいけど」
「後輩たちに先輩の強さを見せてあげるのも立派な務めだ!違うか?アザー」
「そうね。違わないわね。なら私の実力を見せてあげようかしら」
アザー先輩が準備体操をしているとアデンは笑いながら
「ちびっ子がやる気出してる。アデンマジウケるんだけど」




