表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/600

プロローグ

適度に更新します!読んでくださると嬉しいです!

「こんな屈辱初めてですわ」


 俺の右端に座る女が言う。


「それは私も同意。どうしてこんなことを」


 俺の左端にいる女は言う。


「いやなんかその、すいません」


 俺は両端にいる2人に謝る。こんな状況になったのはあるできごとがあった。




 ことは数日前の話だ。俺の名前はショウ・マスラギ。髪型は黒髪で短めのぼさぼさ、体格はまぁまぁなエンドレアス学園に今年から通うようになった平凡な方の一年生だ。なぜ平凡な方というかだって?だって今この世界には自然と異能というものが生まれた時から備わっているからだ。

 今は2112年、異能が初めて確認されたのは約1000年前らしい。とある人が急に背中から羽が生えるようになったり、手からみずをだせるようになったり腕が四つに増えたりなどの謎の現象がおき当時の学者さん方はそれを異能と名付けたらしい。異能は人それぞれで違い今となっては将来にも役立つように教育にも入れられている。俺の目の前に立つエンドレアス学園は異能の最高峰。ここで卒業すれば安定した職につけると約束されている。


「とうとうこの日がきたな!俺がこのエンドレアス学園に入学する時が!」


 俺は校門の前で1人で意気込んでいると背中から誰かがぶつかってきて


「あ、す、すいません」

「あん?てめぇ邪魔なんだよ。なんでこんなとこにつったってんだ?あ?」

「え、えーと。そのですね」


 やっば。いきなりガラの悪そうな色黒筋肉男に絡まれたんだけどガラ悪いくせに頭がはげてる。


「ぷっ!」


 俺は柄の悪い人の頭を見て思わず笑うと柄の悪い人は俺の頭を掴んで


「てめぇ。俺様の頭見て笑いやがったな?俺様の異能の筋力強化で潰してやろうか?あ?」

「ご、ごめんなさい。ゆ、ゆるしてくだぁさい」


 俺は必死にガラの悪い男の人に謝っていると


「3年生のガラワル・ガラル君。その手を離しなさい。彼は新入生よ」


 俺とガラの悪い先輩の間に綺麗な赤い瞳に凛とした白くて長い髪が特徴の女性がわって入る。


「あ?んだよ生徒会長。こいつが悪いんだぞ?俺様の頭を見て笑ったんだから」

「君はいつも頭を見られて笑われるのに喜んでいるじゃないか。新入生だからといってなめられないようにするためかそんなことをするガラワル君は私は嫌いかな」


 白い髪の長い女性が言うと即座にガラワル先輩は俺の頭から手を離し白い髪の女性に土下座していた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
この度はフォローいただきましてありがとうございます。 拝読に参りました〜! 宜しくお願い致します♪ あら。入学早々いろいろと……。 これは良い意味で前途多難そうですね。楽しみです♪
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ