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第四十話 『ツカサ戦開始』

「ナギサっ!」

「行かせる訳ないだろう。」


 僕は、兄さんの飛んで行った方向に向かおうとした目の前の女性へ高速で迫る。


「このっ、私は今忙しいのよっ!」


 そう言って、女性はそのまま僕らに背を向けて走っていった。

 当然僕は追いかける。

 しかし、


「グハッ、」


 何故か僕は、その場で転んでしまった。

 起き上がろうとするも、なかなか立ち上がれない。

 まるで氷の上に立っているかの様に、地面に摩擦が無いのだ。


「まさか!」

「そうよ、そのまさかよ!」


 彼女はそう言って、どんどんと走っていく。


「クルト君、」

『任せて欲しいのさっ!」


 そう言って、姉さんの肩に乗っていたクルト君が彼女に向けて飛んで行った。

 どうやらクルト君は、壁を蹴って進んで行った為普通に動ける。

 彼女のことは一旦クルト君に任せて、僕らはまず動ける様にならないとな。

 まさか、「変形」にそんな能力があったなんて。

 僕は、「鑑定」が付与されている玉で見た彼らのステータスを思い返す。



ステータス

Lv.98

名前  ナギサ・ユザキ

年齢  15歳

職業  冥皇の弟子

HP  12000/12000

MP  13260/13260

SP  8090/8090

固有スキル

・浮遊

スキル

・以心伝心



ステータス

Lv.103

名前  ツカサ・ユザキ

年齢  15歳

職業  冥皇の弟子

HP  /80

MP  180/180

SP  120/120

固有スキル

・変形

スキル

・以心伝心



 まさか姉弟だとは思わなかった。

 それに、二人共固有スキル持ちだったなんて。


「だが、種は分かったよ。まさか、地面を変形させてツルツルにするなんてね。」



「変形」

触れたものを自由自在に変形させられる。

有機物、無機物、魔力かは関係なく変形させられる。

ただし、変形させるものの大きさによって必要な魔力量は変化する。



「まあ、このくらいどうってことないけどさ。」


 僕は勢い良く地面を踏みぬいた。

 すると、僕の足元の地面はいきなり大きな運動エネルギーを受けたことにより、若干ひび割れた。


「よし、立てた立てた。」

「リトライラ君、大丈夫?」


 振り向くと、姉さんが地面に次々と穴を開けながら歩いてきた。

 こうして見ると、ちょっとしたホラーだ。


「うん、大丈夫だよ。」


 僕らは、ツカサとクルト君が走って行った方向を見る。

 まだツカサが逃げてから数秒しか経っていないから、走ればきっと追いつけるだろう。

 まあ、走れないのだけれど。


「う~ん、この足場だとあんまりうまく走れないね。」


 姉さんも同じことを考えていたらしい。


「そうだ! こうやって、地面を滑ればいいのか。」


 そう言って、姉さんはとんでもない速度で床を転がって行った。


「ぎゃっ!」


 結果、王宮の壁に衝突したけど。

 まあ、滑るっていうのは良い案だ。

 僕も、力量を調節しながら地面を滑っっていった。


「今頃、クルト君とツカサが戦ってるだろうから、このまま滑って行けば追いつけるかな。」



........................................................


............................


.................



『待つのさ!』


 オイラは、逃げている冥皇の弟子の一人を跳びながら追いかけているのさ。

 例え相手が身体強化を使っていたとしても、そもそもの地力が違うのさ。


「ちょっと、いつまで追いかけてくるの!」

『あなたが止まるまでなのさ。』


 どうやらこの冥皇の弟子は、オイラの体を認識出来るレベルの実力者らしいのさ。

 それに、「変形」という固有スキルも厄介なのさ。


「もうっ、」


 彼女はまた、オイラに石を投げてくるのさ。

 それも、とんでもない投石スピードでなのさ。

 投石をする瞬間、「変形」を彼女自身の指に使用することで超スピードで変形させて石にとんでもない威力のスナップを与えているって訳なのさ。

 この投石のせいで、オイラはなかなか距離を詰められていないのさ。


『仕方ないのさ、ちょっと作戦を変えるのさ。』


 そう言って、オイラ周囲に無数の分身を生み出したのさ。


ユザキ姉弟には、今後物凄く活躍してもらいます。

文章上のクルトの口調は、いずれ変更するかもです。「面白かった!」



「もっと読みたい!」


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