むぎわら帽子
童話に出てくる動物人気ランキング一位は
やっぱり狐!(個人的偏見)
誤字はあるけど、、、、許して( ̄ー ̄)
ようやくできた、、、さあ次は連載ものだ。
雪がしんしんと降るある冬のことです。
雪が降り積もる野山の少々道を外れたお地蔵様がいらっしゃるところで、こぎつねはむぎわら帽子を見つけました。こぎつねはそのむぎわら帽子を見て
「なんだろうこれ?ざらざらしてる!ざらざらざらざら、おもしろい帽子!それにぼくのしっぽとおんなじ色!それにいそれにい、、、そういえば、似たのを人間がかぶってたのをみたことがある、、、かも、でも、、、」
こぎつねはしっぽをブンブンとふりながら言っています。
「いいなあ、」
こぎつねは突然、頭をあっちやこっちやと振り、この帽子の持ち主はいないかと探していました。が、誰もいません。
「うん、誰もいない、うん、、、うん!一つぐらい、もらってもいい、よね?人間は似たのをいっぱい持ってるんだ。一つぐらい、一つぐらいぼくにくれたって、いいよね?、、、うん!」
そう意気込んで、こぎつねはぱっぱっぱっと走って行きました。
こぎつねは自分の巣へ戻ったです。母がいない巣へ。、、、いえ、母がとなりで見守る巣へ戻ったのでした。
みはるにはお母さんとお父さんはいない。
みはるはビルがいっぱいある大きな町のマンションにお母さんとお父さんと住んでいた。みはるの誕生日の前日、仕事で忙しくなかなか揃わないお母さん達が珍しく二人揃ってどこかへ出掛けていった。みはるはお母さんに
「すぐ戻ってくるからおとなしくまってるんだよ、みはる。」
といわれ大人しくリビングのソファで待っていた。はじめはテレビをみたりしていたがまだまだちいさなみはるは眠気におそわれて、ぐうぐうと眠りについたのだったのだった。
ピンポーンピンポーンピンポーン
そう立て続けに鳴って、とうとう起きたみはるは窓から暖かな光が差しているのを見た。もう朝だったのだ。頭がぼんやりとしているみはるには、ドアのベルを鳴らしているのはお母さん達だと思えてきてみはるは帰ってきたんだとうれしくなって、
「お母ーさ~ん、おかえり!おなかすいたよ、ごはんまだ?」
と、大きな声でドアのカギをあけたのだった。
だが
そこにいたのは大きな、大きな、こわい、こわい、交番のお兄さんだった。みはるはお母さん達が帰ってきたと思っていたからびっくり仰天。鬼が来たとおもったみはるは、いそいで逃げよとした。それを見た交番のお兄さんは
「待った、待った、待った。そこの君、、、みはる君?で、合ってるかな?」
「鬼なんかと口をきくもんか!鬼はあっちだ!あっち!」
と、壁に隠れながらいいはなったのだつた。
「鬼、、、か。そうか鬼か。ああ、そのとおり俺はこわいこわい鬼さんだ!今すぐ出てこないと、お前を俺が喰い殺してやるからな!」
「ひいっ」
みはるは自分が食われる光景をおもいうかべおそろしくなって
すごすごと交番のお兄さんの前へ出てきたのだった。交番のお兄さんにふるえあがるみはるに交番のお兄さんは苦笑いを浮かべて
だけどかなしそうな顔をして告げたのだった。
「実はね、君のお母さんとお父さんはね、車にぶつかっちゃってね、死んじゃったんだ。」
「えっ」
みはるは交番のお兄さんを見上げながら目を大きくした。
「それでね、病院でね、君のお母さんが君にって、誕生日プレゼントだって、これが。そしてね帰れなくてごめん、だって。」
そういって交番のお兄さんは一つのむぎわら帽子をみはるに渡したのだった。みはるはただただ、交番のお兄さんを見上げていた。目を丸く大きくしながら見上げていた。
それからが早かった。
そこから数日がたち今みはるは木がいっぱいあるちいさな町にあるおじいちゃんの家にいる。みはるには何がなんなのか訳がわからなかった。みんな泣いていたけど何が悲しいのかよく、わからなかった。みはるにはお坊さんの退屈なおまじないがよくわからなかった。だけど、、、ただ、、、わかったことがある。中はよく見えない大きなドアの扉でわかったんです。みはるにも。ゴオゴオとなく扉の前でわかったんです。白い、真っ白い骨となったお母さん達をみて、わかったんです。戻ってくないんだと。帰ってこないんだと。 わかってしまったんです。そのときになってようやく、わかったんです。だけど、泣けないんです。泣けないのです。どうも、お母さんが、お母さんが帰ってくるって言ったのを思い出して、、、自然と思い出してしまって、帰ってこないとわかっているのに、泣けないんです。両親が骨に成り果てたのに、泣けないんです。だから、だからみはるはこのむぎはら帽子だけを持って、この新しい家にやって来た。
巣に戻ってしばらくしてこぎつねはこのむぎはら帽子をどうするべきか、考えこんでいました。こぎつねは人間がこれを被っているのをみたことがあるので、使い方はわかるのです。なので、口で咥えていたそのむぎわら帽子をどうにかして頭にのせようとちょいちょいちょいちょいとしながらどうにかむぎわら帽子をかぶることができました。が、こぎつねにはこれがなにがたのしいのか全くわかりません。まったくおもしろくないんです。こぎつねがみた人間は似た帽子をかぶってたのしそうに笑っていたのに。だからといってまたお地蔵様のところに戻ってこの帽子を返そうとも思いません。
「せっかくがんばってもってきたんだから、、、」
こぎつねはそう一人呟き、考えこむのでした。しっぽをぶらりぶらりと揺らしながら巣をくるくるくるくると回っていました。
そこでふと、思い付いたんです、こぎつねは。
「そうか!ぼくがたのしくないっておもったのはぼくがきつねだからなんだ!きっとぼくが人間になってこの帽子をかぶったらとってもとってもたのしい気持ちになるんだ!そうだ!そうにちがいない!」
そしてこぎつねは人間に化けたのです。そう、実はこのこぎつねは化け狐だったのです。化け方は簡単。地面をほって穴をつくり、その穴にたくさんの葉っぱを入れます。そしてその中にこぎつねは入りこんで、化けたいものを想像するんです。そうすると化けれるんです。ほんとうはこんなことしなくても化けることはできるのですが、それはこぎつねがまだまだ子供だから必要なんです。
こぎつねは人間に化ける時、この帽子と似た帽子をかぶっていた人間に化けようとおもったのですが、どうも思い出せないのです。記憶がおぼろなんです。だから、こぎつねは昨日、遠い遠いところから見かけた一人の少年に化けました。遠い遠いところから見かけただけなのにこぎつねはその子のことをどうも忘れられないんです。何故なのかはわからないのですが。
そうして、少年に化けたこぎつねはむぎわら帽子をかぶって巣を飛び出たのでした。
みはるは常日頃むぎわら帽子を身につけていました。山の中だろうと家の中だろうと、そしてそれが雪が降り積もる冬であろうとむぎわら帽子を身につけていました。別にこれがお母さんからのさいごのプレゼント、世間一般で言えば父母の形見のようなものなのですが、そういった理由ではないんです。只なんだか、こう、、、この帽子を持っていたら、、、なんだか、、他の人より偉くなった気分で、、、いや、、、だけど、、はい、まぁ、たいした理由ではないことは確かなんです。
みはるは今、家にいます。おじいちゃんはみはるより早くに起きて、畑の方にいってしまいました。おばあちゃんはみはるの朝ごはんを作って、家の掃除をしています。みはるはついさっき起きたばっかりで、寝ぼけまなこのまま朝ごはんを食べています。
まず、小さめのお椀にあるお味噌汁と小さめなお茶碗、そして
骨がとられたサケ。それにお漬物がついでとばかりあり、その側には麦茶が入ったプラスチックでできたキャラもののコップがある。みはるはそれをお味噌汁は少々お汁だけ飲み、ご飯は三割程食べ、サケは半分程食べたが、お漬物には手をつけず、麦茶だけはいい呑みっぷりでのみほした。みはるはそのあとやって来たおばあちゃんに気まずそうに下を向き手を合わせて小さな声で
「ごちそうさま」
と言った。おばあちゃんは残った食物をみて、残念そうに顔をしかめて、
「次はちゃんと食べるんだよ、みはる」
と言って、食器を台所へと持っていきました。
みはるはまだこの町には友達がいません。学校には行ってるのですが、友達ができません。今までそんなことはなかったといのに。みはるにはわかりません。何故友達ができないか。笑い合える友達がこの町ではできないのか。一緒にかけっこをする、鬼ごっこができる友達ができないのか。わかりません。
みはるにはわかってないのです。自分の顔がどうなってるのか。
自分が気味悪がられている理由がわかってないのですよ。いつわかるのでしょうか。
みはるはこの町に来てからよく山にのぼるようになりました。家にいるのがなんだか嫌なのです。近くの公園で遊ぼうと思っても、そこには近所の子供がサッカーやら鬼ごっこやらをして遊んでいました。みはるにはそこに混ざろうと思う元気がありませんでした。何もすることなく町をぶらりぶらりと歩きまわっていたら、いつの間にか山へとまよいこんでいた。それからだ。みはるが山へと行くようになったのは。みはるは虫をとるでもなくきれいな花をとるでもなく、時間が許すまでボーと迷子にならないほどに漂っているのでした。
こぎつねは少年の姿で山道に佇んでいた。こぎつねは化けることができたうれしさのあまり、つい勢いのまま巣を飛び出でしまってこの姿で何をするのかを全く決めていなかったのだ。
「ん~、そうだ、山を降りよう!母様は人里というのは恐ろしいもので、見つかってしまうと食べられてしまうって言ってたけど、、、ぼくの姿はどうみても人間なんだから、食われるはずがない!」
そう言ってこぎつねは人里へと降りました。
こぎつねは走りました。とにかく走りました。冷たい無数の手が肌を鼻を耳を撫でます。山々に広がる銀世界が眩しい。むぎわら帽子が鴉色な髪の毛と擦れあってくすぐったい。くすぐったくてくすぐったくて、、、こぎつねはけらりけらりと笑いました。楽しそうに笑いました。こぎつねはおかしいことに気づいてます。こんなむぎわら帽子をかぶっているのに笑ってしまうんです。こんなむぎわら帽子をかぶっていることじたいおかしいというのに、、、こぎつねはそのことには気づいていないのでしょうか。、、きっと気づいていないのでしょう。このこぎつねはまだまだ子供ですから。
こぎつねは走りに走りました。はあはあと息が乱れるほど走りました。こぎつねはとうの昔に人里に降りてしまっていて、こぎつねの目の前には公園があります。そこにはこぎつねが化けている少年と同じぐらいの子供らが雪で楽しそうに遊んでいます。こぎつねはそれを見て、自分もその輪に入りたくて仕方なくドギマギしながら
「ぼ、ぼくも、それ、、、やってもいい?」
公園で遊んでいた少年少女達はびっくりです。最近越してきたという、あの、むぎわら帽子の少年が目をキラキラさせて満面の笑みで、しかし、緊張しているのかことばをつまらせながらも大きな声で話しかけてきたんですから。子供たちもこのむぎわら帽子の少年をどうしようかとあたふたしています。どうしたものかと輪になって相談しているところ、その輪を崩しグイッと出てきた
少々粗野そうなだけどその中で一際明るい少女が出てきました。
「いいよ!一緒に遊ぼう!」
少女のこの言葉で子供たちの輪はとけ、この少年を入れてまた輪となって遊び始めた。子供たちは皆楽しそうに笑っている。
少年少女達との遊びは鴉どもが夕空を背景にカアカアと鳴き始めた時には既に、皆てんでばらばらとなり公園にはこぎつねしかいなかった。
雪が降り始めたある冬のこと。
みはるはその日も、朝食を少し残して、山へと行きました。その日は雪が積もっていて、雪が朝日を反射させていて、宝石が散らばっているようだった。外は冷たく、心地が良かった。こんなに雪が積もっているのを見たことがないみはるは好奇心のおもむくまま、山で一人雪で遊んでいました。太陽が天高くのぼった頃、みはるは疲れに疲れ、ある一本の木にもたれ掛かっていました。みはるはここがどこなのかわかりません。ただ、とても気持ちいいんですよ、みはるは。すがすがしいのですよ。そんな思いで見つめていたら、一際ピカリと光る場所があります。好奇心旺盛なみはるはその光るもとへと行きました。そこには天光に照らされる一体のお地蔵様がいらっしゃいました。後光差すそのお姿を、雪が降り積もるこの銀世界を見て、みはるは昔、お母さんに読んでもらった笠地蔵を思い出した。雪が降り積もる中で凍え震えるお地蔵様に、正月のおせちを食べるために売るはずだった笠を一人の男がそのお地蔵様にあげた。その翌日、米俵やら鯛やらが届いていたという。そんな噺を思い出した。
みはるは何を思ったか、そのお地蔵様にむぎわら帽子をかぶせました。みはるはそのお地蔵様にむぎわら帽子をかぶせたら、お地蔵様をちらちらと覗きながらトテトテ走り去りました。
みはるは今、家にいます。おばあちゃんとおじいちゃんは帰ってきたみはるを見て、むぎわら帽子がないみはるを見て、目をかっぴらいたように見えた。
「みはる、帰ってきたのね。麦わら帽子は、、、どうしたい?」
「むぎわら帽子は、お地蔵様にあげたんです。」
みはるの声はいぜん、小さいままだった。
みはるは今、座敷にいる。この座敷にはなかなか日がとおらないからか、暗い。市松人形やら瓢箪、かんかちゃんに水墨画。そういったものがある、この暗い場所で、みはるは座敷の隅で膝を抱えていた。みはるにはなんだか物足りないんだ。気持ちは晴れやかなのに、風が通らず、どんよりとした空気が漂っている。この怪しげな座敷のせいなのだろうか。こちらをらんらんと見る市松人形のせいだろうか。みはるにわかるはずがない。わかるはずがない。
「おーい、みはる、ご飯よー」
沈黙していた座敷な中に、おばあちゃんの声がした。
「ごめんなさい、ちょっとお地蔵様のところ行ってくる、ごめんなさい!」
みはるは襖に手をかけ、玄関さえ脱兎のごとく、白い野山へと走って行った。
みはるはお地蔵様の前にいる。お地蔵様にむぎわら帽子はありませんでした。みはるは探します。自分がどこにあるのかわからないのに。みはるは探します。ここが道なのかもわからないのに。みはるは探しているんです。むぎわら帽子をもう一度かぶるために。
銀世界に刻まれた足跡、無数の足跡。小さな小さな足跡。
みはるがむぎわら帽子を見つけることはなかった。
みはるは結局、夕日を背景に山をトボトボと降りていった。
こぎつねは皆が帰っていったあと、公園を出て、山道までの一本道にいる。影はのびにのびている。今日あった楽しいことを胸に、トボトボ歩く。楽しいのに、嬉しいのに、トボトボ歩く。
みはるは山が暗くなる前にと、家へとつながる一本道にいる。影はのびにのびている。むぎわら帽子は何処へいったのか。風にさらわれて、遠くの町にいったのか、海に落ちてしまったか。そんな不安を胸に、トボトボ歩く。不安で、おかしくて、トボトボ歩く。
こぎつねの目の前に少年が。
みはるの目の前にみはるそっくりな少年が。
こぎつねはその少年が自分が化けている少年だとわかる。
みはるはその少年が自分のむぎわら帽子をもっていることに気づく。
こぎつねは驚きのあまり耳やしっぽがでてしまった。
みはるは自分そっくりな少年からきつねの耳やしっぽが出てきたことに驚く。
こぎつねはしっぽを逆撫でさせ、脱兎の如く山へと行こうとした。
みはるはその少年が急に走り出したことに気づき、どうにか動きを止めようとその少年に抱きついた。
「ねえ、君は誰なの?」
大きな声だった。
「君は、、、怖くないの?けものの耳があるんだよ?けもののしっぽがあるんだよ?君は怖くないの?」
耳を、しっぽをへたれこませながら言う。
「怖い?何が怖いの?それよりも君は、、、何なの?そのむぎわら帽子は、、何処で見つけたの。」
「ぼくは、、、ぼくは狐なんだ!化け狐。そして、、この、、このむぎわら帽子を見つけたんだ。お地蔵様のところで。」
「そっか。実は、、、そのむぎわら帽子、ぼくのなんだ。」
「むぎわら帽子?ああ、、、そっか。返すよ、この帽子。」
「ありがとう。」
「、、、そっか。」
クンクンクン
「くすぐったいよ、あは、あははは」
「そっか。、、、君の匂いだったんだね。」
「匂いって?」
「んふふ、実はね、ぼくね、この帽子をかぶっていたらね、とても、とてもかなしい匂いがしたんだ。かなしいかなしい匂い。」
「かなしい、、、匂い?」
「うん、かなしい匂い。君は、、、泣いたの?」
「うんうん、泣いてない。泣けないんだ。何でだろうね。」
「そっか。、、、君はすごいよ。ぼくはね、母様が死んだとき、泣いたんだ。わんわん泣いたんだ。今でも悲しいんだ。なのに、笑ってしまうんだ。こんな悲しい匂いを漂よわせているむぎわら帽子を身につけていたのに、笑ってしまったんだ。きつねとして、、、ダメなやつなんだ、ぼくは。」
「んん、君はすごいよ。どんなに悲しくても、笑える君はすごい奴だよ。」
「そっか、ありがとう、君は、、、んん、ありがう、、、、、、
君は、、泣きたいの?」
「泣けるなら、、泣きたいよ。」
「そっか。ほら、これ、嗅いでみて。こんな悲しい匂いを漂よわせてるんだ。きっと泣けるよ。」
みはるはこぎつねからわたされたむぎわら帽子を顔に、鼻に、おしあてた。みはるは笑うのだった。クスクス笑うのだった。
みはるの目から涙が零れ落ちた。
「おい、何笑ってるんだよ!ふふ、ふは、あははは」
みはるとこぎつねは笑いあった。涙が出るほど笑いあった。
「ねえ、君は、君の名前は何て言うの?」
「ぼくの名前は、、、みはる。三に春と書いて、三春。春に生まれた訳ではないのに、、、、おかしいよね?」
「そんなことないよ。」
「君の名前は?化けぎつねさん?」
「ぼくに、、ぼくに名前はなんいだ。化けぎつねに名前はないんだよ。こぎつねとでも呼んでよ。」
「そんなのずるいよ、ぼくは名前を教えたのに、、、そうだ!ぼくが名前をつけてあげるよ。」
「えっ」
「んー、そうだ!はるみはどう?春と書いて三と書く!春三!お揃いだね!」
みはるは満面の笑みだった。
こぎつねは、いえ、はるみは笑っていた。
むぎわら帽子はかわるのだろうか。
つづかない( ̄ー ̄)