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小説で表現するの難しいですね…頑張ります汗
気がつくと俺は周りが真っ白の世界にポツンと立っていた。
どこだかわからない場所に急に飛ばされては真っ白の世界で不安になっていると、自分の姿が半透明になってるのいるがわかった。何故半透明になってるのかは不明だが突然目の前に俺と身長が同じくらいの金髪の少女が突如出現した。
・・・ちなみに俺自身は言うほど身長(155cm)は大きくないぞ・・・ちくしょう。
「ようこそ!マジックソルジャー・オンラインへ!」
そんな俺の気にしている事もお構い無しに少女は喋り出す。
「私はマジックソルジャー・オンラインの案内役を務めるNPCキャラクターのミキだよ!これからお世話になると思うからよろしくね♪」
決めポーズとばかりにピースとウィンクをして自己紹介をしてくる少女にあざといなーと思いながらも可愛いと思ってしまった。仕方ないね、男の子だもん。しかもめっちゃ可愛いし、
反射的に俺も挨拶をするがここがゲームの世界だと言うことを思い出した。だってしょうがないじゃん。リアル過ぎて女の子と普通に喋っているように思えてしまうんだよこれが・・・。
「まずは君の生体認証を行うよ!完了するとマジックソルジャー・オンラインを遊ぶ上で君自身のアバターが作成されて遊べるようになるよ!
性別の変更は精神に悪影響及ぼす可能性があるから変えることは出来ないから注意してね!」
つまりネカマプレイが出来ないってことだな!
この手のゲームは実際にゲームの中に入って自ら動くけるから性別とかを変えてプレイすると現実でも精神に異常が発生するかもしれないから出来ないらしい。機械の誤作動とかで性別変わったらどうなるんだこれ?
「それじゃ!スキャン開始!」
ビシッと親指を立てて金髪少女ミキの掛け声と共に体をスキャン?でもしてるかのような電子音が聴こえてくると俺のアバターが足から徐々に生成されていき、実体化されていくと胸までスキャンされた所である事に気づく。
「ん?なんだこれ?」
俺の胸が少しだけ膨らんで見える?明らかにおかしい山が2つ出来上がっていた。俺の知ってるこの胸は・・・おっぱい?
「可愛いアバターだね!今から鏡を出すからアバターを確認して変更したい所があれば変えてね!」
どこからともなく鏡が俺の目の前に現れ、恐る恐る自分の姿を見る。
「・・・なあミキ?性別は変えられないんだよな?」
思わずミキに話しかけてしまったが意外な事に答えてくれた。爽やかに「出来ませんよ♪(ドヤ)」っとまた親指を立ててグッと見せてくる。
いやー
マジかー・・・
「何で俺が女の子になってるんだよぉぉぉおおおお!!!!!」
俺はあまりの出来事に絶叫した。
◇ ◇ ◇
「ぐっ・・・くそ!!何度やっても同じ!!なんでだよ!」
あれから何回か生体認証をやり直したりしたが何度やっても結果は同じであった。
確かに俺は女顔っぽく見えるし身長も大きくないからそうなってしまったのかもしれないけど!けど!!!ああもう自虐的になってきたぞ。
そういう問題じゃない
性別の変更は精神に悪影響だからってさっき言ってたじゃねえか!
しかも不可抗力で女の子になるとかどんな罰ゲームだよ!!
システムもどこスキャンして俺を女の子にしたんだよクソがあああ!!!
金髪少女のミキのシステムメッセージもいい加減聞き飽きたわ!
・・・1度落ち着こう。
少し俺好みにキャラクターを弄ればどうにかなるかもしれ・・・ない・・・?
キャラクターの細かい所を
そこで俺は鏡に写る自分の姿を改めて見直す。
銀色の美しい長髪、細い眉毛に目はパッチリと大きく開いており蒼色の瞳をしていた。
正直言うと超美少女が目の前にいるようだ。
心臓がドクンと強く脈打つ。
いやいやいやいやいや何自分のアバターに見惚れてんだよやべえだろ!
「とっても可愛いらしいですよ♪どうですか?」
ミキからまたお世辞で可愛いと言われるが自分のことだとわかると思うと気恥ずかしくて顔が真っ赤に染まってしまう。
「・・・そ、そう?」
「はい♪とても可愛いです!」
「・・・もう!これで行けばいいんだろ!」
泣きそうになりながらも念押しをされ遂に俺は折れてしまった。
楽しみにしていたマジックソルジャー・オンラインでまさかの女の子としてネカマプレイをする事になるとは・・・。
いいもん!
もう女だろうがなんだろうが楽しめれば良いんだ!うん!
今
優太の苦難が始まる!!、
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