おもいでのキャロル。
ひとりっきりになって はじめて分かる
思い出す 旋律 メモリー
ゆらゆら揺れる蝋燭 木漏れ日
冷たさを蔓延らせて 伝う温もりと 寂しさが滲んでゆく
緩やかに弾く鍵盤から 儚さが溢れていって
思わず グラスを傾けた
あまりにも 苦しくて 誤魔化すように
懐から取り出したのは 葉巻 そして 起爆剤
全部 なかったことにすれば良い
うらぶれたbarの片隅で 空き箱を落とした
安蛍光灯に 舞い上がる蛾が 実に厄介だった
うざったい麟粉を はねのけて
白煙が 法則を崩してゆく 呑み灯りのもと
火花が 散った
浮気とか、不倫とか。
やめたほうが良いんじゃあないかなー。