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陰の者、2度目は日を見たい  作者: 鬼神 姫路
1/1

プロローグ#1

はじめまして、鬼神 姫路です。小説を書くのは初めてなのでどうか暖かく見守ってください!

俺の名前は雪島《ゆきしま》輝《ひかる》。こんな明るそうな名前であるが自分自身は目立ちたくなくいつも誰かの後ろにいるような存在、通称《陰キャ》だ。

この名前の由来は自分が他人を引っ張り、周りごと輝かしてほしいという願いのもとである。完全に名前負けだ。ごめんなさいお父さん、お母さん。



そんな俺の家族構成だが至って平凡である。普通のサラリーマンの父親、普通の専業主婦の母親、そしてこの…



「お兄ちゃん!!!」



妹だ。妹の名前は雪島夢(ゆきしまゆめ)。由来は…聞いたことがあった気がするが忘れた。夢は高校2年生で高3の俺とは1つ違いの兄妹だ。



夢はあまり俺のことを好んではいないのだろう。この両親から生まれてくるなのかという程には夢は可愛いと思う。美人というよりも可愛い系だ。一方、兄の俺はクラスでも目立たず少しふくよかな体型で前髪を伸ばしているというゴリゴリの陰キャだ。人気者の妹とは比べるのもおこがましいのではないか。



「なんだ、妹よ」

「ままに買い物頼まれたから荷物持ちして」

「ひとりで行けばいいいじゃないか。夢に頼むんだ、そんなに量の多い買い物じゃないだろ」

「ぐぬぬぬ、お兄ちゃんの癖に口答えとは…」

「癖にってなんだよ…分かったよ。一緒に行くよ」

「初めからそう言っておけばいいのよ」

「へいへーい」




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