世界樹出発
106
「…うっ、う~ん…?…んっふぁ!?」
翌朝、リースはお腹の辺りがもぞもぞする感覚に目が覚める。意識がはっきりしてくるにつれ、それが服の下からだとわかった。
飛び起きてみれば背後で添い寝していたフラウが、服の下に手を入れてまさぐっていた。
「なっ!?ななな!何をしてるんですかぁ!?」
「しー、まだ皆寝ているよ」
「あっ!や、やめてくださいっ」
「魔力循環の調子を整えてるんだ。もう少しだから、大人しくして」
「ひゃあ!?そんなの聞いた事ないです!」
撫で回してくるひんやりした手に、お腹の肉を摘ままれる。恥ずかしさとくすぐったさに暴れて拘束を解くと、ベッドから飛び起きた。
「もー!怒りましたよ!」
素早く服の乱れを直して、床に落ちていた枕を投げつける。しかしフラウは軽く受け止め、逆に投げ返してきた。
ぴょんと跳ねてはみたものの、ふわふわな綿の枕はリースが投げる前と違って、ドスッと重い音をさせて足に当たった。
避け損ねたリースは前のめりに倒れそうになり、ベッドに手を着くとそのまま引き込まれてしまう。
睨んでみてもお構い無しで、いつものように頭を撫でられた。
「こんなこと…やめてください」
「嫌か?頭を撫でられるのは?」
「違いますっ!わっ私のお腹を――」
「そうだな。お腹を摘まんだりしたら、可愛いお腹が痛くなってしまうな。すまない」
「ちが…もぅ」
諦めてそっぽを向くと、窓から差し込む朝日が増してきて、端ではフェアリー達がチラチラと覗き見をしているのが見える。生きた植物の壁の中では細かい気泡がゆっくり上がっていき、天井には透けて見える大きな桃色の花が開花していく。
「わぁ…綺麗な花ですね。なんて花なんですか?」
「精霊ドライアドがエルフ達の為に調整した水花草。清らかな水の供給が少しでも絶たれると枯れてしまうんだ。エルフ達はドライアドフラワーと呼んでるよ」
「へぇ。精霊の花なんですね…隣と色が違いますね?」
「…中にいる者の感情を現しているからな」
「へぇ…へ?も、桃色って…」
隣の青く澄んだ色した花が、蕾なままなのを眺めていたところ、思わぬ返答に身を起こそうとする。
しかし後ろから抱き止められ、うなじの匂いを嗅き始めたフラウから逃げようともがく。
「何をしている!」
「か、カーマインさん!?これは――」
「リースの健康状態を確かめているんだ。邪魔をするな」
「そんなことしなくとも、別の方法で確かめればいいだろ!?」
階段を上がってきた寝起き姿のカーマインが、二人を引き離す。フラウは不満顔だが、リースはカーマインに連れられて降りていき、植物の管が巻かれた流し台で顔を洗い、朝の準備を始めた。
マジックバックを入手してからは、荷物は全てしっぽに入れる癖ができていて、それを見たカーマインに貴重品は分けて持つように言われた。
「リースもリースだ。もう少し距離をおけ。ああいうのは学園にもいるが…良くないことだぞ?」
「そ、そうですよね…気をつけます」
「おはよう。聖霊様はお目覚めだったか?」
「アリエルさん、おはようございます。起きてますよ」
アリエルはきちんと着替え終わっており、金色の鈴を出すとテーブルに置いた。
鈴が鳴ったら朝食が届く頃だと言い、フラウのいる二階へ上がっていった。
「逃げられてしまいましたね〜。でも聖霊様も悪戯がすぎますよ」
「本心では嫌がってないさ…それより何か用か?」
リースが連れていかれた直後、ベッド横の床がカタカタと揺れだし、植物が急速に育つと蔓に巻かれた緑の女性が現れた。
「朝早く寝所への侵入、お許しください。緑の聖霊様からのお使いです〜」
緑の女性は急に改まると、髪と蔓の境界が不確かな辺りから木箱を出して、ベッド横の小さなテーブルに置く。
フラウは木箱に手をかざし、命の波動を感じると蓋を開けた。
中には小さな植物とそれに抱かれた根っこが見える。
植物はアルラウネという妖魔で、まだ幼生体のようだった。
根っこは小さな声で何かをぶつぶつ呟くマンドレイクで、だいぶ傷んでいた。
「…支配から開放されているな」
「はい~。聖霊様が放った浄化によりまだ無事だった妖魔が数体発見されました!獣類は地下道から逃がしましたけど、植物系妖魔は稀少なので、緑の聖霊様が貴女様に預けよと仰せですです」
「急に預けられてもな…」
「でもでももう既に一匹連れているではないですか〜?それらの安住の地でも探してみてはどうでしょうか?」
「…フィリスも相変わらずだな。よくあの娘を怒らせていた」
「一番は貴女様です〜。巻き添え食らう私達に幸あれ~」
と、くるくる回りながら床に戻っていく大精霊に代わり、階段からは足早に上がってきたアリエルがキョロキョロする。
フラウと目が合うと詫びた後に挨拶を交わし、精霊の気配を感じたという。
「あぁ、霊樹の大精霊が来ていた」
「えぇ!?大精霊様がいらしていたのですか…合いたかった…」
「それより妖魔を預けられてな。居場所を用意するから外のを連れてきてくれ」
「え?また妖魔ですか…わかりました」
アリエルが降りていくと、マジックボックスである蒼い宝石から白く輝く宝石を一つ取り出し、床に置かれたままの鳥籠型ケージランタンをテーブルに載せる。
ケージランタンは妖精捕獲の魔道具だったが、フラウは確認する迄もなく、壊れていることを知っていた。
リザ達から黄金の集束回路を取り戻す際に、スノウことシャーリィは、キャスを捕らえたランタンごと地面に叩きつけ、台座の底面にある核を砕いていたからだ。
「…よし。できそうだな」
中に白輝晶石を入れて両手を翳すと、ケージランタンは光輝き姿を変えていく。フラウの精神世界において、シャーリィとの度重なる対話の末に目覚めた新たな力ー創成ーだ。
光が収まり現れたのは、やはり鳥籠型のケージランタンだったが、一回り小さくなって上部の取っ手下には六面の窓が付いていた。
その後、傷んでいたマンドレイクを元通りに癒やすと、念話により、意思確認をしてアリエルを待った。
「おまたせしました」
「フラウさん?妖魔を捕まえていたのですか?」
「あぁ、負の魔力から開放した際にまだ命があったからな」
アリエルが戻って来ると、手には泥だらけなシードランプが握られていて、カーマインは嫌そうに見ている。
「これらの妖魔は魔神に支配され魔物としてエルフ達を襲った者達だ…リースならどうする?」
「……どこか…人のいない場所で離してきます」
「そうか…」
「?」
何事かを呟くフラウが、一瞬幼い少女とダブって見えた。
「これらはまだまだ弱い妖魔だ。おそらく近場の迷宮か、または魔族に再び支配されてしまうだろう」
「そんな…」
リースはテーブル上のケージランタンを見つめ、暫く考えたあと、支配されなくなるまで保護する事にした。
「お前は優しいな…だが妖魔は妖魔だ。支配されようとされていまいと、人に仇なす存在だぞ?力を付ければそれだけ狂暴になる」
「で、でも!全ての妖魔がそうだとは限らないじゃないですか。人だって…妖魔より最低な人はいます」
カーマインの言葉に反論したリースは、床を見つめて握りこぶしを震わせる。フラウはリースを傍に引き寄せると頭を撫で、ケージランタンの説明をした。
「この魔道具を作り替えた。取っ手を回してみて」
一回り小さくなったケージランタンを受け取ったリースは、上部の取っ手を掴む。取っ手は赤い鳥が翼を開いた姿の像で、嘴がすぐ下のガラス質の窓を指していた。
それを捻り何も映さない窓から隣の緑の窓を嘴が指すと、いつの間にか中身が小さな庭園になっていた。
「すご~い!フラウさん、すごいです!」
「聖霊様!これは空間拡張ですか!?」
「な、なんだと…」
少し得意気な顔をするフラウ。もう一回捻るように言われたリースが回すと、今度はのどかな牧場に変わった。
後の三面はまだ設定されていなかったが、中に生き物が入れば勝手に最適な環境になると教えられる。その後リースに植物系妖魔三種が入った木箱をフラウは託した。
「リースに任せる。リザ達の様に彼らの安住の地を見つけてやってくれ」
「フラウさん…わかりました!」
リースはケージランタンを庭園設定にすると、木箱から恐る恐る根っこの足を摘まんで持ち上げる。するとマンドレイクに巻き付いていたアルラウネも一緒に釣れてしまい、慌ててケージランタンへ近づけた。
窓へ近づくにつれ妖魔達は庭園の世界の大きさに変化していき、びっくりしたリースは落としてしまう。
マンドレイクは少ししてからモゾモゾし始め、二股の足から地中へ潜るとアルラウネに向き直って何事かを呟く。
力なく倒れていたアルラウネもコクコクと頷き、マンドレイクのいる畑から少し離れた場所の木の影に入ると、穴を掘って半身を埋めた。
暫く四人で観察していると、マンドレイクは頭の先の葉を残すだけとなり、アルラウネは落ち葉を集めて包まれると静かになった。
「…動かないですね?」
「植物系妖魔だからな。基本的に動かないのだろう」
「妖魔の事など知らん」
「リース。シードランプは花壇の辺りに落としてやってくれ」
残った泥だらけな妖魔の蕾頭を摘まむと、激しく暴れだし泥を撒き散らした。
仕方なく胴体部分を掴んでケージランタンへ入れる。花壇に落ちた後、シードランプは暫くウロウロしていたが、やがて土に埋まると動かなくなった。
「……つまらないですね」
「鳥籠なら鳥系が良かったか?」
「リース、変なものを拾ったりするなよ?」
「まだまだ入るはずだ。保護が必要だと感じたなら入れるといい」
鈴が鳴りエルフ達が朝食を運んで来たので、一階に向かう。
朝食前に泥だらけな手を洗い、身嗜みを確認する。
その姿は旧学生服に赤い蕾の靴、背中に少し小さくなった鳥籠型ケージランタンを背負う。
左腰にふさふさしたしっぽ、右腰前には白と黒の二冊の本をブックホルスターで吊っている。
左手薬指に白指輪と小指に銅色に隠蔽した金の指輪、髪留めには飴色の団栗をしていた。
野菜のみの朝食を静かに食べ、外でエルフ達と話をしていたシャルロット達と合流する。
「おはようございます。リースさん、私達は年内に国へ帰らなければならないので、出発する事にしました」
「そうなんだ…ルヴァル君はどうするの?」
「ルヴァル君は今日か明日には終えるらしいので、西風さん達が残り一緒に帰るようです」
朝食後、間もなく再挑戦しているようだ。
今年中に帰りたいリースも一緒に帰る事にし、カーマインは北側にいる西風に先に戻る事を伝えに行く。
フラウはコーラストスとケイエスに別れを告げ、改めて世界樹を守るよう頼む。
「――ご安心ください。世界樹はこの世の全ての要。我々が引く事などありません」
「頼む。いずれ魔の森を落とす時が来る。それまでの辛抱だ」
その後、いつの間にか集まった妖精や幻獣達に見送られて、世界樹を後にした。
四葉村に着くと、村長と織物を指導してくれたエルフのお姉さんがいて、リース達はそれぞれ自身が刺繍した絵柄が入ったエルフの外套を貰った。
リースのは背面に真っ赤な手を合わせ、指を開いたような意匠で、今にも禍々しい力を解き放ちそうだった。
馬車の用意がされる中、外套を手に気落ちしていたリースは、グレモスの肉を思い出してアリエルに渡す。
「ありがとう!皆喜ぶよ。そうだ、少し早いが新鮮な内に頂こう」
お昼にはまだ早かったが、村の中央でお昼を食べることにし、知らせが村中に伝わると歓声が上がった。
シャルロット達はリースが幻のグレモスの肉を所持していた事に驚き、秘密にしていたはずのしっぽを凝視された。
大きな鉄板が用意されて、一口大の大きさに四角く切り分けられたグレモスの肉が焼かれていく。
リースも渡された数個の肉を頬張ると、直後にはとろけて肉とは思えない食感と旨さに驚いた。
今まで一切肉を食べなかったフラウも、二口食べて笑顔を見せる。村中のエルフが集まれば、豚一匹分のグレモスの肉はあっという間に僅かとなる。その様子からエルフ里で出さなくて逆に良かったと思えた。
と、そこへ大きな影がリースに掛かる。
振り返れば大きな狸が仁王立ちしていて、小さな鼻をヒクヒクさせていた。
「あ、あわわわ――」
「お前も食べるか?」
フラウが問うとコクコク頷き、リースが逃げるように道を開けると、熱せられた鉄板も気にせず残っていた肉を摘まんでパクパク食べていく。
皆が呆然と見守る中、口いっぱいに肉を頬張ったハバキリはブルブルと身体を震わせる。カランカランと硬質の音を立てながら長い毛を数本落とし、とろんとした目をしてその場で尻餅を着くと寝てしまった。
「寝ちゃった…」
「おぉ、ハバキリの毛じゃ!良かったのぉ♪お嬢さん」
村長は若いエルフ達が拾い集めてきた長く鋭い毛を六本、布に包んで渡してくれた。
「良かったな。ハバキリの毛は純ミスリルの毛だぞ。そのまま刃物としても使えるし、加工する技術があれば矢じりにもできる」
「あ、ありがとうございます」
思いがけない貰い物は、リースよりも周りの者達が喜んでいた。
出発時刻となり、フラウの膝に頭を乗せるリースは、空室のままのケージランタンを見つめる。
リザ達はこの森で居場所を見つけたのだろうと話すフラウに、知らず知らずの内に涙がこぼれて頭を撫でられた。
一行は行きと違い、何の障害もなく夕暮れ時の中州街に到着する。渡し場では隠密部隊のテオルドに迎えられた。
「お帰りなさいませ。街の掃除は終えております。篭は翌朝には到着予定です」
「掃除?篭?」
隠密部隊は中州街に残り、アンダーロザリウムの影を払っていたらしい。篭とはシャルロット達が行きにも利用した双子国の飛竜が運搬する竜篭で、これにより短期間での移動を可能にして、年内の儀式に間に合わせたのだという。
「じゃあ明日の朝、お別れだね…」
「リースさん…今夜は一緒の部屋に泊まりましょう!」
「それいいわねパメラ♪朝までお話ししましょうよ♪」
「その前にお風呂行こう」
「「あ、あははは…」」
フラウのしつこさに苦笑いするリース達は、馬車を厩舎に停めて昇降機へ向かった。
「お、お帰りなさいませ…シャ、シャルロット様」
「…お身体の具合はどうですか?マシュー代表?」
四階に上がり受付に進むと、顔中包帯だらけの中州街の代表に出迎えられた。
ヒドラの毒はギリギリ完治したが、薬が体質に合わなかったようで、酷い吹き出物に悩まされていると、テオルドがこっそり耳打ちした。
「体質じゃなく、生活の乱れだろう」
「ですが…このまま放置する訳には」
「フラウさん…」
カーマインは呆れて興味を無くし、先に案内されて部屋へ向かっていく。
フラウも一瞥しただけでリースの手を取ると続き、シャルロット達が迷っていると、代表は急に包帯で巻かれた顔を触り始め、取り外すと治った顔に小躍りして喜んだ。
「ありがとうございます!ありがとうございます!このお礼は必ず!」
「良かったですね。では代表、翌日屋上へ向かう階段を使わせてもらいますね」
「もちろんです!私もお見送り致しますよ!」
部屋割りにフラウはグズっていたが、アリエルとの二人部屋へ入っていった。
リースはシャルロット達の部屋へお邪魔する。受付嬢の話が終わるなり、やって来たフラウがお風呂へ行こうとリースの手を引くが、その前に夕食にする事にした。
少し薄暗い食堂の中央には、大きな多頭蛇の像とアリエル達だろうか、似てもいない人形が果敢に挑む姿があり、隅の方には弦楽器を弾きながら、静かに叙事詩を歌う吟遊詩人がいた。
カーマイン達は他の宿泊客に、チラチラと見られて落ち着かない。
「…おおげさなことを」
「まぁまぁヒドラと言えば一般的には災害級ですし、中州街でも数年に一度の激戦だったらしいですよ」
「これはある種の儀式だ。あそこの槍が見えるか?」
フラウは多頭蛇の像の背中を指差す。
そこには模造品ではなく少し歪んだ本物の槍が刺さっていて、ミリアンは少し考えた後、デリックと共にいたダントンの槍だと思い出した。
「多くの人の目に留まりその偉業を讃えられる事によって、あの槍はいずれ生まれ変わるだろう」
「生まれ変わる?そんな事があるんですか?」
「ある。伝説として残る遺物が初めから特別だった訳ではない。人から人へ渡り、多くの人に認識される事で特別な力が宿る場合もある」
夕食を終えて早く早くと急かすフラウに引っ張られながら浴場に向かう。しかし脱衣所に入るなり熱気に当てられたフラウは急に元気がなくなってしまう。
そのままエルフ達に付き添われ部屋へ帰っていった。
「妖精種の方にはこの暑さは合わないようですね…」
シャルロット達と一緒に身体を洗い、熱い湯に浸かりながら疲れを癒す。
湯に浮かぶ二つの大きな双丘を目にし、生意気なパメラの胸をシャルロットと共に懲らしめると泣かれてしまい、リースはカーマインから拳骨を受けた。
部屋へ帰る前にフラウの様子を見に行くが、困り顔のアリエルから会いたくないと言っていると言われた。
「すぐ追いかけて来てくれなかったと…ふて寝していらっしゃるだけだろうから、心配するな」
呆れたリースも放って置くことにした。
割り当てられた部屋へ入り、窓際に毛布を敷くとパメラを挟んでシャルロットと横になる。頭上の窓からは綺麗な星空が見えた。
暫くそれぞれの日常を話した後、シャルロットは白百合の花を模した銀の飾りをリースに贈った。
「いいの?普段胸に付けてる飾りでしょ?」
「代わりはありますから。パメラにも贈った物で、特別な友達には贈っているんです」
「ありがとう♪私からは…あっ!これを贈るわ」
カーマインに言われて馬車の中で分けておいた鞄の中から、流星花の結晶をシャルロットに渡す。
受け取る彼女はなぜかびっくりした顔をして花を見つめ、パメラはシャルロットがその花を探していたのだと教えてくれた。
「ありがとうございます!リースさん。大切にしますね!」
「私も大切にするね!」
パメラまでもが荷物を漁り、一冊の本を取り出すと渡してくる。その本は少し前から魔法王国で流行りだしたもので、なぜか一人の時に見るようにと何度も念押しされ、シャルロットは笑っていた。
お返しの物を探していると、パメラは助けて貰った上にフラウから眼鏡の魔道具を貰っているので十分だと言う。
それから少し話していたが、いつの間にかパメラは寝てしまい、シャルロットと目配せして眠りに付いた。




