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記憶喪失のわたしが契約悪魔と精霊を追う理由  作者: 黒月セリカ
第二部. 王女と剣士の誓い : 歪めし片目と契約悪魔の暴走
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第74話. 解ける緊張感



「あっ、おはようございます、お二人とも! なんだか、すっごくいい匂いが廊下まで漂っていたので、ついふらふら〜っと追いかけるように来ちゃいました!」


明るく元気な声とともに、キッチンの扉の隙間からひょっこりと顔を覗かせたのは、どこまでも呑気で屈託のない様子をしたセシルだった。


彼女の口元には、いつものように人懐っこく無邪気な笑みが浮かんでおり、その笑顔には警戒心や緊張感といったものは微塵も感じられず、ただただ純粋に、香ばしい匂いに惹かれてきたのだという事を物語っていた。


どうやら彼女は、廊下中に広がっていた甘く香ばしい焼き立てのバターと砂糖が混じり合った、胃袋をくすぐるような誘いの香気に導かれるようにして、まるで無意識のうちに足を運んでしまったらしい。


「本当に美味しそうな匂いですね! 何、作っ――」


明るい声音に乗せて、屈託のない言葉が流れていだが、その言葉の続きを紡ごうとした彼女の口元は、まるで誰かにリモコンで一時停止させられたかのように、不意にぴたりと止まり笑みが一瞬で凍りついた。


彼女の目に映ったのは、朝の穏やかな空気に包まれているはずのキッチンとは思えない、どこか張り詰めたような空気をまとった、静まり返った空間。


キッチンの中には、ノエルとカミュロの姿があり、ふたりはほんの数秒前まで何か言葉を交わしていたらしいのだが、その場に漂っていた空気は、甘く香ばしい焼き菓子の匂いとはまるで相容れぬ、どこか鋭く、ひやりとした緊張感を孕んでいた。


「......」


視線を交わしていた二人は、セシルの突然の登場に僅かに目を見開き、顔をこちらに向けはしたものの、その表情に浮かぶものは驚きというよりも、どこか陰を帯びたもので、表には出さずとも、さきほどまで感情をぶつけ合っていた痕跡が、声にはならない熱として空間に残されており、それを敏感に察したセシルの足は、思わず踏み込む寸前で止まりかけた。


そして次の瞬間、セシルの口元に浮かんでいた無邪気な笑みは、ほんのわずかに引きつりを見せ、まるで咄嗟に表情を取り繕うかのようにぎこちなくなりながら、セシルの足取りはそっと後退し、身体は反射的に、空間から静かに身を引こうとする動きを見せていた。


「......えと。そ、そういえば、ちょっーと忘れ物しちゃったので部屋に戻りますね〜」


どこか場違いなテンションを保とうと無理に明るさを込めた声が、微かに震えを含みながら空気に紛れさせるように、セシルはそのまま「失礼しました〜」と付け加え、そっと扉を閉めようとした――その時だった。


「待て」


低く、けれど確かに力のこもったカミュロの声が、空気を裂くように響いた。


突然の呼び止めに、セシルの肩がぴくりと跳ね上がりながらも、反射的ともいえる動作で、ゆっくりと扉を開け直し、再び控えめに顔だけを覗かせた彼女の視線の先には、自らの口元を片手で押さえ、僅かに戸惑ったような表情を浮かべて立ち尽くすカミュロの姿があった。


まるで、自分が思わず発してしまったその一言に、誰よりも驚いているのが他ならぬ本人であるかのような、そんな不器用な表情だった。


「えっ......カミュロ?」


その異変に気づいたノエルもまた、僅かに眉を顰めながら、困惑を滲ませた瞳で静かにカミュロの横顔を見つめていた。


表情には明らかな問いが浮かんでおり、その口元に宿る色は、「どういうつもりなんだ」と語らんばかりに、静かに問いかけていた。


「......?」


静まり返ったキッチンの空間に、まるで感情の抜け殻のような、ぽっかりと空いた奇妙な空白がゆっくりと空間を満たしつつあり、セシルはその得体の知れない雰囲気をうまく言葉にできぬまま、ただ戸惑いと好奇心の入り混じった瞳で目を瞬かせながら、きょとんとした様子で小首を傾げていた。


「もしかして......何か大事なお話の途中だったりしましたか?」


首を傾げながらそう尋ねた彼女は、半開きの扉の前に立ったまま、一歩足を踏み入れるべきか、それとも場の空気を読んで引き返すべきかを測りかねているようで、僅かに前後に揺れる身体からは、その迷いの色がはっきりと見て取れた。


しかし結局のところ、彼女はどちらにも動けず、その場に中途半端に立ち尽くしたまま、視線をふたりの間に行き来させることしかできなかった。


そんな彼女の様子を一瞥したカミュロは、ほんの微かに息を吐いたかと思うと、依然として伏せられたままの視線のまま、掠れるような低い声で、まるで絞り出すように言葉を発した。


「いや、違う。ただ...........戻る前に、そこで寝ているやつを連れて行け」


「へっ? 寝てる、ですか?」


意外な返答に思わず素っ頓狂な声を上げたセシルは、一瞬ぽかんと目を丸くしたものの、その反応と同時に、先程まで躊躇していた扉を勢いよく押し開けると、まるで拍子抜けしたような足取りでそのままキッチンの中へと入っていった。


彼女の中で、大事な話の途中という緊迫した想像があっさりと否定されたことで、さっきまで張りついていた無理な笑顔は自然と緩み、代わりに“寝ている何か”に対する純粋な好奇心がその表情に浮かび上がっていた。


一方、呼び止めた当のカミュロはというと、それ以上言葉を足すこともせず、セシルが部屋に入ったことを横目に確認しただけで、何事もなかったかのように無言でオーブンの方へと視線を移しそのままスムーズに歩き出していた。


「ん〜?」


セシルは、カミュロの素っ気ない態度に多少の違和感を覚えながらも、キッチンの中を不思議そうに見回し始め、彼が言っていた“寝ているもの”とやらを探すように、視線をあちこちに向けて動かしていた。


だがその様子を見かねたのか、場の空気を無理やりでも明るく転じようとするかのように、ノエルが急に弾んだ声を発し、笑みを作ってセシルに声をかけた。


「セシル! もしかして、この鳥ちゃんのことじゃない?」


「えっ、鳥って......」


ノエルの言葉に、セシルが驚いたように顔を向けると、ノエルは指先でテーブルの上に無造作に置かれたカミュロの上着を指し示していた。


それを見たセシルは、「鳥」という言葉に何か心当たりがあったらしく、小さく「もしかして?」と呟いたかと思うと、ぱたぱたと音を立てながらその上着の方へ駆け寄っていった。


「あー、やっぱり。こんなところにいたのね!」


巣のようにふんわりと丸められた上着の中をそっと覗き込むと、そこには、セシルがかつて廊下で肩に乗せていたあの小鳥が、まるで今しがた目を覚ましたばかりのように、ぱちぱちと瞬きを繰り返しながら彼女の方を見上げていた。


「ヒチチチ」


そして、柔らかく鳴きながら、羽を小さくばたつかせて上着からぴょんと飛び出すと小鳥はちょこんとその場に着地し、まるでセシルに朝の挨拶をするかのように、ちょこんと頭を下げるような仕草を見せた。


その小さな姿に、セシルの顔にはふわりと自然な笑みが浮かび、彼女は覗き込むようにして手を差し出しながら、優しい声で小鳥に語りかけた。


「ふふっ、おはよう〜。よく寝てたんだね」


そのまま差し出した指先が、小鳥の小さな頭へとそっと触れられると、ふわふわとした羽毛の柔らかな感触が指先に伝わり、セシルは嬉しそうに目を細めながら、その感触を確かめるように、繰り返し優しく撫でていた。


そんな穏やかな時間の中、小鳥と無邪気に触れ合うセシルの姿を見ていたノエルは、どこか羨ましそうに目線をちらちらと送りながら、手元に置かれた空のグラスを無意識のうちに指先でくるくると回し、やがてそれをすっと横にスライドさせるように動かしつつ、ほんの少しそわそわとした気配を纏わせながら、軽く問いかけるような声でセシルに話しかけた。


「その鳥ちゃんってさ。もしかして、セシルのお友達とかだったりするの?」


その質問を耳にしたのか、ちょうどセシルの指先にじゃれていた小鳥は、興味を引かれたようにぱちりと瞬きをした後、ちょんちょんと両足で軽快に跳ねながら、ノエルの方へとぴょんぴょんと近づいていき、その様子を見届けながらセシルは嬉しそうに手を口元に添え、くすりと笑いながら、まるで内緒話でもするようなトーンで答えた。


「実はですね。この子とは昨夜、たまたま廊下でばったり出会っただけなんです。だから、こうしてちゃんとお話しするのは、今日がほぼ初めまして、なんですよ」


そう言いながら、セシルに視線を送っていた小鳥に優しく微笑みかけ、「ね~」とまるで会話の続きを促すように軽く首をかしげると、小鳥はノエルの手元にちょこんと近づき、つぶらな瞳でまじまじとノエルの表情を見つめながら、羽を僅かに震わせて、まるで「よろしく」とでも言うような仕草を見せていた。


その様子にノエルが思わず表情を和らげたちょうどその時、セシルの視線がふと、先程まで小鳥が丸まって寝ていた上着の方へと向けられた。


そして、次の瞬間、まるで忘れていた何かを唐突に思い出したかのようにハッと目を見開き、慌ててその上着を両手で持ち上げ、くしゃりと寄った布地を慌ただしく広げながら、焦ったように言葉をもらした。


「あれ.....これって!」


突然の行動に、小鳥を優しく撫でながらも首を傾げていたノエルは驚いたように目を丸くしてセシルの方を見つめていたが、その間にもセシルは一切の迷いなく、慌てた足取りで上着を抱えるように腕にかけると、キッチンの隅にいるカミュロの元へとやや早歩きで寄ると、申し訳なさそうな表情を浮かべながら声をかけた。


「カミュロさんっ! これ、昨日わたしに貸してくださった上着じゃないですか?! こんなにしわしわに~」


すぐ隣にまで歩み寄って、抱えていた上着をそっと差し出すように持ち上げたセシルの様子を、カミュロは一瞬無言のままじっと見つめていたが、やがてその視線を静かに落としながら、彼女の手から自然な動作で上着を受け取ると、僅かに目元を伏せたまま、低く淡々とした声で口を開いた。


「別に構わない。これくらい、アイロンでもかければすぐに戻る」


その声音には、責めるような響きも、咎めるような感情もなく、ただ事実を口にするような静けさが宿っていて、けれどその言葉の背後には、セシルに対して怒っていないということを、わざわざ言葉にしないまでも伝えようとする、不器用な優しさが微かに滲んでいた。


だがそんなカミュロの意図を汲み取っているのかいないのか、上着がしわくちゃになってしまった直接的な原因こそ自分ではないとはいえ、セシルはそれでも「一度貸してもらったものを粗末にしてしまった」という責任のようなものを感じているのか、終始申し訳なさそうに眉を下げながら、どこか遠慮がちに視線を泳がせていた。


その沈黙の合間を縫うように、カミュロはふとセシルの方へと視線を向けると、今度はまるで話題を変えるように、少しだけ声を張って言葉を投げかけた。


「......ちょうど焼けたところだ。これも食べていけ」


その声にセシルがぱちりと瞬きをして、少し遅れて言葉の意味を理解したかのように顔を上げると、彼女の視線は自然とキッチンの作業台であるワークトップへと向けた。


そこに整然と並べられていた金色の焼き色を纏った、温かみのある甘い香りをふわりと漂わせる焼き菓子の存在に気づいた瞬間、まるで子どものように目を輝かせながら、嬉しさと驚きの混ざった声を弾ませた。


「っ、もしかしてこれ。マドレーヌですか?! うはぁぁ、この香りが廊下まで届いてたんですね!」


焼きたての香ばしくも優しい甘さに包まれた空気に、胸いっぱいに息を吸い込むようにしながら、セシルはワークトップの上に置かれたそれに視線を固定しつつも、少し躊躇うように遠慮がちに手を伸ばしかけては引っ込めるような、そんな迷いを見せていたが、そんな彼女の様子を見たカミュロは、再びぽつりと補足するように一言、低く落ち着いた声で続けた。


「遠慮はするな。それに、俺が作ったものだから味は保証する」


その“手作り”というひと言に、セシルは思わず「えっ!」と目を丸くし、小さく感嘆の声を漏らしながら、先程の遠慮はどこへやら、今度は心からの笑顔を浮かべながら「ありがとうございます!」と、両手を添えるようにして丁寧にマドレーヌの一つを持ち上げた。


その光景を、座ったまま見ていたノエルは、どこか所在なさげに片手でグラスの縁を指でなぞりながら、何度か口を開きかけては閉じ、まるで言葉に詰まっているかのように口元をもごもごと動かしていた。


すると、そんな彼女の気配に気づいたセシルは、ふとマドレーヌを手にしたままノエルの方へと顔を向け、気さくな笑顔を浮かべて声をかけた。


「ノエルちゃんも、食べますか?」


「えっ......あっ、い、今はいいよっ! カミュロのお菓子は本当に美味しいし、あたしの事は気にせず、先に食べちゃって!」


いきなり話しかけられたことに驚いたのか、ノエルは一瞬きょとんと口を小さく開けていたが、すぐにはっとしたように前髪を押さえながら、まるで動揺を隠すかのように大きく首を振って、慌てたように言葉を返していた。


その反応に、セシルは僅かに首を傾げながらも、それ以上は詮索するような素振りを見せることはなく、マドレーヌを両手でそっと持ち直すと、ゆっくりと食べようと口元へと運びかけていたのだが──その矢先、空気を一変させるようにノエルの声が突如として響いた。


「ねぇっ! セシルとカミュロって、いつの間にそんなに仲良くなってたのっ?!」


その声は、勢いあまってほんの少し裏返るような調子を帯びていて、一見すると冗談のような響きにも思えたが、その言葉の芯には、言葉にするには些か複雑すぎる感情──たとえば、距離の詰まり方に対する唐突な違和感や、自分だけが知らないうちに変化が起きていたことへの戸惑い、そして取り残されるような微かな不安といった、混じり合う心の揺らぎが確かに滲んでいた。


「えっ、」


セシルはその声に驚いたように小さく声を漏らし、ちょうど口元にまで近づけていたマドレーヌを咄嗟に止めると、その動きには驚きと戸惑い、そしてほんのりと恥ずかしさが混じっていたのか、彼女の表情はどこか慌てているようだった。


「......」


一方で、セシルのすぐ隣にいたカミュロは、ノエルの勢いある発言に対して驚くでもなく、ただ少し呆れているような、けれどその内側に何かしら感情を抱えていることだけは伝わってくるような、曖昧で掴みきれない眼差しをノエルに向けていた。


その空気にどこか居心地の悪さを感じたのか、セシルはマドレーヌを持ったまま目を伏せ、少し声のトーンを下げて、まるで何かを探るようにそっと尋ね始めた。


「そ、そんな......突然どうしたんです?」


すると、ノエルはその問いかけに返すように、テーブルの上にちょこんと乗っている小鳥にそっと手を添え、まるで撫でるようにしながらも、その手元とは裏腹に、口調には遠慮のない率直さを乗せて言葉を続けた。


「突然じゃないよっ! むしろ、昨日のカミュロはセシルに対して、多少気遣いはあったけど......それ以上に、警戒心むき出しだったじゃん。あんまり喋るタイプじゃないってのもあるし、そんなふうに自然に話してるなんて、ちょっと......いや、かなり衝撃的というか!」


その言葉には、どこか拗ねたような響きすら感じられ、セシルは思わず口元に柔らかな笑みを浮かべると、ノエルの指摘に反論するでもなく、ただ静かにその言葉の余韻を受け止めるように、少しだけ目線を横にずらして、隣に立っているカミュロの横顔をそっと見上げた。


「ふふっ、そんなにハッキリと言うなんて......」


その笑みにも、昨日の彼とのやり取りが思い返されていたのだろう。昨日の最初の出会いで見せた彼の強張った表情や、言葉の節々に感じられた距離感を、今とはまるで違うものとして認識していたのかもしれない。


「っ...」


そして、その視線に気づいたカミュロは、一瞬だけぴくりと眉を動かしたかと思うと、何か気まずさを覚えたように、目を大きく逸らすと同時に手を伸ばしてマドレーヌの皿を持ち上げ、そのまま無言のままセシルの隣をすっと離れ、ノエルが座っているテーブルの方へと足を進めていった。


彼が無言のまま歩みを進めてくる様子を、どこか期待するように視線で追っていたノエルは、楽しげな表情を口元に浮かべており、まるで茶化すように、けれどどこか意地っ張りな声色で、わざとらしく言葉を伸ばしながらからかうように口を開いた。


「あれれぇ〜? 図星すぎて、珍しく照れちゃってるのかなぁ〜? ねぇねぇ、そうなんでしょ〜?」


だが、それに応じるカミュロの態度は、いつもの彼らしさを崩すことなく、むしろあえて平静を装うかのような落ち着き払った仕草で、手にしていた皿を何も言わずにノエルの前のテーブルへと静かに置くと、そのまま僅かに顎を上げ、ゆっくりと目線を彼女に向けてきた。


その視線には、どこか言葉にせずとも「くだらない」とでも言いたげな呆れと、それでいてほんの僅かに、彼なりの照れのような空気が含まれており、それを悟らせまいとするかのように、断固とした口調で一言だけぴしゃりと返した。


「気のせいだろ」


その言葉とほぼ同時に、ノエルが口を開きかけたところで──それを見越していたかのように、すかさずカミュロは無言のまま皿からマドレーヌを一つ手に取り、そのやや大きめなサイズの一片を、反論の余地すら与えない勢いでノエルの口元へと押し込んでいた。


「むぐっ?!」


言葉にならないような鈍い音を喉の奥から漏らしながら、ノエルは突然の出来事に目を見開き、口をモゴモゴと動かしながらもどうにも飲み込み切れずにいる様子で、頬をふくらませたままカミュロを睨み上げていたが、その前髪で見えない視線すらもどこか滑稽で、周囲の空気をほんのりと和ませていた。


そんな二人のやり取りを後ろから静かに見ていたセシルは、最初にキッチンに入った時の緊張感を孕ませた空気とは打って変わり、どこかじゃれ合っているようにも見える関係性に自然と口元をほころばせ、肩を震わせながらも愛おしさに満ちた笑みとともに、控えめに笑みを漏らしていた。

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