閑話 親の気持ち
「理音は、今も元気でやってるのかしらね」
「まあ、会社を辞めて時間も有り余ってるだろうし、大家さんが色々面倒見てくれてたりするから大丈夫だろ」
親として、息子のことは心配している。ちょっと前までブラック企業に勤めていたのだ。あれで倒れられて、こっちは心配もした。無事に回復もしてくれて、今は向こうで大家さんに色々お願いしている。娘の方がちょっとムスッとしていたが。
「最近は、ミナが『東京の大学に絶対合格するんだ』って息巻いて、勉強に取り組んでるみたいだけど、やっぱりあの子理音のこと大好きよね」
「そうだな」
「どうする?あの事、いつか2人には伝えたりするの?」
「…正直、これを伝えるのは私たちにも勇気がいるし、2人も受け入れるのに時間がかかるだろう」
そう言って、戸棚の方に目を向ける2人。その中には、1つの書類が入っている。
「いずれ、伝えることになるさ。その時が、私たちからなのか、2人からなのかは、まだ分からないが」
「そうね。今は、なるようにしましょう」
行く末は、誰にも分からない。2人もまた、どうなるか分からないこそ、最善の策を尽くすだけだ。
クソほど短いですねー
多分この小説書き始めて最短かも




