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異世界食中毒物語  作者: 花月正宗
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Case3 コカトリスの卵

・20代前半女性 食堂の店員 痩せ型

店主が住み込みで働いていた女性が朝食の時間に降りてこなかったので見に行ったところ、腹を抑えて蹲っていたのを確認し、緊急搬送。


本人は意識があるが、会話も困難な状態。

抑え込んだ腹を触診すると石のように固い

いつから硬い気がしたかを確認したところ、ひと月前から少しずつ重い感じがしてたと話していたことを店主から聞く。


魔法による透過検査にて、小腸から大腸にかけて石化していることが判明。


★治療法★

即座に開腹し、金の針による施術。

石化は回復したものの、約ひと月の石化だったためか、壊死しかけていたので上級ポーションにて洗浄。


話を聞くと……


「ほら、卵かけご飯って美味しいじゃないですか!」

「せっかくお米があるのに、生卵が食べれないと聞いてショックだったんですよ!!」

「それが!コカ……?の鳥の卵なら生卵で食べれるって冒険者さんに聞いて!」

「うちの卵の入荷にコカなんとかの卵を入れてもらってから、毎日食べてたんですよ!!」

「え?石化鳥?なんですか?それ」



■コカトリスの生卵

コカトリスの卵は他の鳥の卵と違い、総排泄腔での産卵ではないためか、生食が可能だ

ただし、生だと石化成分が残留してるから、食べるのは三日に1個にしとけ


2個くらいまでは問題ないけど、一日一つのペースで食ったらはらわたのどこかが石化し始めてもおかしくないからな


火を通せば石化成分消えるから心配なら茹でろ


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