表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

せつない恋物語〜あの世とこの世〜

冷たい人

作者: 櫻月そら
掲載日:2023/01/25

時々、不思議な夢を見ます……。


肌が綺麗な人だった

女の私が嫉妬するくらいに


陶磁器のような肌って存在するんだ

そんなことをよく思った


ベッドの上で微睡(まどろ)む私を

微笑みながら見下ろしてくるあなたの頬を

ゆっくり撫でるとあなたは目を細める


懐かしい

その猫のような表情が好きだった


だけど 冷たい

冷え性の私よりもずっと冷たい


触れた頬も

頬を触れる手に添えられた大きな手も

ずっと冷たい




夢の中でくらい 温めてくれたら良いのに




布団の中で ひとり小さく丸まる

猫が尻尾を巻きつけるように

自分を抱きしめて


そして 私は()を閉じる



もう一度 あなたの温もりを探すために


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 夢の中でくらい、温もりを感じていたい、という切ない気持ちがとても伝わってきました。 相手の猫のような表情、猫のように丸くなり抱きしめる自分、という表現も印象的です。 [一言] ラストの「そ…
[良い点] ∀・)無駄がないほどに尊い。無駄がないほどに美しい。そんな純然たる愛の文学でした。 [気になる点] ∀・)『亡くなった妻と、こたつでお茶を飲む。』を思いだしても、そう思うんですが、咲月さん…
[一言] 本当に夢の中くらい、思い通りの夢を見せてくれればと思います。(*´ー`*) 亡くなった祖父の夢を何度か見ても、その度に玄関からは入らないのです。夢って不思議ですよね。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ